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愛妻の特殊按摩体験(9)


 私たちは励みすぎて、裸のまま眠り込んでいたようです。目が覚めたとき、太陽はすでにビルの向こうに沈んでいました。
 私は久々の甘い心地良さを感じながら、腕枕をされて微睡んでいる妻にあれこれ尋ねました。

 まずは拒否権を発動した理由からです。
「なあ、貴子、どうしてあのタイミングでNGを出したの?」
「うん? それはもう限界だと感じたからよ。浩文さんだって、あのとき止めに入ろうとしたでしょう?」
「見てたのか?」
「まさか。感じでわかったのよ。女の勘ってやつよ」
「やっぱり唇は奪われたくないって思った?」
「思ったわ」
「俺もすごく思った。パートナーが寝取られるとき、キスシーンがいちばんショックだっていうけど、あれって本当だったんだなぁ。実際に体験してみてよくわかったよ」
「私も。口って神聖な場所よねぇ。ご飯も口から入れるわけだし。だから私は口でするのは嫌なのよ」

 次に口淫の謎に迫ります。
「だったらどうして島田さんにフェラしてやったの?」
「ショックだった?」
「ああ、ものすごくショックだった。俺には全然してくれないのに」
「それはお礼というか…何もしてあげないのはさすがに可哀想でしょう?」
「そんな理由?」
「そうよ」
「それだけ? もっと深い訳はないの?」
「ないわよ。単なるお礼よ」
「本当か? 逝っちゃって無意識のうちに咥えちゃったんじゃないのか?」
「違うわよ。深読みしすぎ。だって、先っぽをちょこちょこっと触っただけよ。あんなのオーラルセックスに入らないわ。ねえ、そうでしょう?」
「でも、俺はショックだった!」
「だから今日、ていねいにしてあげたじゃない。初めて飲んであげたじゃない」
「ありがとう。気持ちよかったよ。これからもちょくちょくしてくれる?」
「あなたが私の言うことをよく聞いてくれればね」

 自慰をした理由を確かめます。
「ストレートに聞くけど、どうしてオナニーなんかしたの?」
「それは我慢できなくなったからに決まってるじゃない」
「家でもしてるの?」
「まさか、するわけないじゃない。結婚してから一度もしたことないわ」
「ということは、結婚前はしてたってこと?」
「してたわよ。当たり前じゃない。誰だってすることよ」
「あの子たちも?」
「ショック?」
「ショックだよ」
「あなたはいつから?」
「中一から」
「あなたの娘は中一と中三よ」
「そうか…」
「でも、なんであんな恥ずかしいことしたのか、自分でもよくわからないわ。あなたにあんなことされたことなかったからかなあ?」
「寸止めのこと?」
「そう。あんな感覚、初めて」
「どんな感じだったの?」
「体中が痒くなって無性に痺れたくなる感じ?」
「他人が目の前にいても我慢できなかったのか?」
「だって、もう体の隅々まで見られて触られちゃってるのよ。いまさら恥ずかしいも何もないじゃない。それにあのときは頭もボーとしてたし、もう何も考えられない状態だったわ」
「そうだよな。俺、あのとき、オマエが狂っちゃったんじゃないかと心配になったんだぞ」
「そんなに酷かった?」
「ああ、薬が切れた麻薬患者みたいだった」
「ゴメンなさい。もうあんなことはないから」
「いや、いいんだ。俺は悶え狂う貴子をもう一度見てみたい!」
「無理よ。もうあんなにはならない。だって、恥ずかしすぎるもの」


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豪円寺 琢磨
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