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愛妻の特殊按摩体験(6)


 妻は言葉で返事をしました。
「先生、続けてくださってけっこうです」
 私は、固い意志の表明、と受け取りました。

 後日、このときのことについて、以下のような会話を交わしました。
「貴子、あのとき、頭の中で何を考えてたの?」
「あのときって?」
「島田さんがバストをマッサージしてもいいかって聞いたときだよ」
「あぁ、あのときね。そうねぇ、あのとき、はじめは断ろうと思ってたの」
「えっ、そうなの? 意外だなぁ。恥ずかしくて言い出せないだけだと思ってたんだけど」
「エステにはバストをケアするコースがあるし、私も何度か受けたことがあるから、事前に何も知らされていなかったら、すぐにOKを出してたと思うわ。女性のエステシャンじゃないってところはちょっと引っかかったけど、島田さんは中性的な感じだったし、施術レベルがとても高かったから」
「じゃぁ、どうして断ろうとしたの?」
「いま言ったじゃない。事前に知らされていなかったら、って。え~と何だっけ。そうそう、性感マッサージ。バストのマッサージって言っても、ベッドの中であなたがするのと同じようなことをされるわけでしょう? 第三者にそんなことをされるなんて、やっぱり無理だと思ったの。私の気持ち、わかるでしょう?」
「そりゃぁ、わかるけど、納得して受けたんじゃなかったの?」
「だから迷ったんじゃない。島田さんはイヤらしい感じじゃなかったし」
「なら、どうして考えを変えたの?」
「それは、あなたの期待に応えないといけないなぁって思い直したからよ。それに、いつ止めてもいいって約束だったから、もう無理だと感じた時点でNGを出せばいいかなぁ~って」
「でも、急に声を出したからビックリしちゃったよ」
「そうね。あれには私もビックリしたわ。首を縦に振ろうとしたんだけど、なぜだか急に自分の言葉で返事しなきゃって思ったのよね」

 いよいよ、性感マッサージの始まりです。
 妻の太股に跨がった島田さんが、胸に掛かったタオルケットをゆっくりと剥がしてゆきます。
 胸部が露わになり、愛しの微乳が姿を見せます。
(とうとう見せてしまった!)
 夫以外のオトコに隠すべき部分を晒した瞬間でした。
 脈が速くなるのがわかりました。
(とうとう触らせてしまった!)
 島田さんは下から支えるように乳房を持ち、円を描くようにゆっくりと揉み上げます。二つの丘がオイルを塗られて照り輝き、ほんのりと赤みを帯びます。
「痛くありませんか?」
 首筋を赤く染めた妻が首を左右に振ります。拒否する様子はありません。
(オレだけのオッパイが他人に弄ばれている!)
 そこには興奮状態の自分がいました。
 自分のパートナーが単独さんと絡んでいるところを見て、興奮しつつも陰茎が萎えてしまう人も少なくないらしいですが、私の場合は愚息がしっかり硬直しました。もしかしたら自分も立たないのではないかと心配していたのですが、それは杞憂に終わりました。
 
 オイルをつけ直した島田さんが手の平で乳輪を擦ります。親指の腹で乳輪の中心を押すようにして揉むと、埋没していた乳首が頭をもたげます。
(どんな反応を見せてくれるんだ?)
 乳首は妻のウイークポイントです。とても感度が良く、勃起した乳首を口に含んで刺激してやるだけで軽く逝ってしまうほどです。
(気持ちよくなれるのか?)
 とはいっても、相手に嫌悪感を抱いていれば性的に興奮することはないはずです。逆に好感を持っているなら何らかの反応を示すでしょう。
 とにかく女性は気持ちが大切です。刺激すれば必ず感じるというものではありません。
 私は固唾を呑んでふたりを見守りました。

 島田さんが親指と人差し指を使って優しく擦ると、愛しい人の乳首はみるみるうちに大きくなります。
 真っ赤な突起が半ば強引に引っ張り上げられます。妻の体がピクンと跳ね、眉間に深い皺が寄ります。
(感じている…)
 明らかに妻は性的快感を得ています。その証拠に、嗚咽が漏れないよう右手の人差し指を甘噛みしています。
(感じているんだね…)
 成長しきった隆起が、抓られたり、弾かれたり、突かれたりするたびに薄い胸が小刻みに震え、呼吸がどんどん荒くなってゆきます。
(逝きそうになっている…)
 妻が“私以外では感じないオンナ”であることを期待していたところもあったのですが、そんな勝手な思いは見事に裏切られてしまいました。
 誰にされても感じてしまうというわけではないのでしょうが、少なくとも島田さんのような男性なら受け入れられるということがはっきりしました。


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豪円寺 琢磨
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