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秘密ごっこ(22)


「さぁ、着いたよ。ここがゴールだ。よく頑張った。お礼に旨い物をご馳走しよう」
 雅也が咲良を支えながら、古風な料亭の門をくぐった。
 戸口で水を撒いていた和服姿の女性が声を掛けてきた。
「まぁ、大塚さんところの坊ちゃん。お久しゅうございます」
「ご無沙汰してます、女将さん。この子は知人の娘さんで、今日は美味しいものを食べさせてあげようと思って」
「そうですか、そうですか。どうぞお入りください」
 二人は奥座敷の個室に案内された。しばらくして、色とりどりの料理が座卓いっぱいに並べられた。

 雅也が向かいに座っている咲良に声を掛ける。
「食べよう、食べよう。ここのは全部旨いから。好きな物から順番に食べて」
 咲良が目の前の皿に箸を付ける。
「わぁー、美味しい。ホント、美味しい。美味しいです」
 泣き出しそうな表情が笑顔に変わる。
「そりゃあ良かった。どんどん食べて。ボクのもあげるから」
 色とりどりの料理を前にして、少女の機嫌はすっかり直った。
 話も弾んだ。話題はもっぱら咲良の女子校生活で、咲良が一方的に話し、雅也は聞き役にまわった。

 デザートの水菓子を食べ終えると、雅也が真剣な顔になった。
「先生、どうしたんですか? そんなおっかない顔して」
「気持ちを切り替えたんだ」
「どうしてですか?」
 雅也が真顔で咲良を見つめる。
「想像つくだろう?」
 咲良はすべてを理解した。
「わかりました。で、これから何をしたらいいんですか?」
「うん。ここはね、高級料亭だから、電話で呼ぶまで絶対誰も入ってこない。だから、何をしても大丈夫なんだ」
「そ、そんな…何してもいいって言われても…」
「とりあえず、プラグを交換しよう。こっちに来て」
 咲良が四つん這いになって雅也にお尻を向ける。
 雅也がショーツを下ろし、プラグをゆっくりと引き抜く。
「だいぶ広げられるようになったね。出血もないし。まだ余裕がありそうだ。これならLサイズでも問題ないね」
 ローションで照り光るアナルプラグが、乙女の菊門に再び差し込まれる。
 
 雅也が窓際に座布団を並べる。
「ここに服を脱いで寝転びなさい」
「全部ですか?」
「そうだよ。誰も来ないから安心して」
 咲良が座布団の上に素っ裸で寝転ぶ。身につけているのは、リモコンローターとアナルプラグだけだ。
 部屋に差し込む日差しが、ほんのり赤みを帯びた純白の素肌を照らす。
「お外から見えないかしら?」
「客がいる間は誰も来ないよ。じゃぁ、まずオナニーから始めよう。今日はまだ一回も逝ってないだろう? スイッチを入れてあげるから、思いっきり楽しみなさい」
 咲良が雅也の顔を見る。
「でも、自分でするところを先生に見られるなんて、恥ずかしいです」
「いまさら何を言ってるんだ。昨日さんざん見せつけておいて」
「そ、そんなー。本当に恥ずかしいんです。ホントなんですから」

 ローターのスイッチが押される。
 ブンブンブンブンという振動音が部屋に響きわたる。電車の中は騒々しくて音が聞こえることはなかったが、料亭の座敷でははっきりと聞き取ることができる。
 少しでも音を小さくするため、咲良が足を交差させて内股に力を込める。しかし、漏れる音は小さくなるが、振動はより強く伝わるようになる。
「ん、ん、ん、んー」
 必死に堪えないと、歓声が口からこぼれ出てしまう。誰も来ないと言われても、恥ずかしい声を聞かれてしまう可能性はおおいにある。
 雅也が少女の額を優しく撫でる。
「我慢しなくていいから、好きなだけ声を出しなさい。ここは芸者さんも来るところだから、女性の甘い声なんて慣れっこさ」
 股間を隠している両手が、雅也によって胸へ移動させられる。
「さぁ、おっぱいでも気持ちよくなりなさい」

 咲良が雅也の指示に従う。胸が熱く火照るのを感じる。
「あぅ、あうっ、あん、うーん」
(ああ、も、もう我慢できない。どんどん気持ちよくなっちゃう)
 薄目を開けると、雅也が笑顔でこちらを見ている。
(せ、先生に見られてる。は、恥ずかしい…でも、不思議。見られてると思うと、さらに気持ちよくなってしまう。
 私って、もしかして、変なのかしら…うん、たぶんそうだわ。電車の中でもそうだったし。先生、こんな私を嫌いにならないでください…
 あ、あ、来る、来る。来た、来た。あの痺れるような感じがやってきた…)

「先生、逝きそうです」
「いいよ。何回でも逝きなさい。ボクは止めないから」
「あーん!」
 咲良の体が硬直し、ピクン、ピクンと跳ね上がる。
 しかし、これで終わりというわけではない。ローターは動き続け、絶え間なくクリトリスに刺激を与える。咲良の手は脇腹に置かれたままだが、替わりに雅也の手が双丘を責める。
 咲良が何度も何度もオルガスムスを味わう。自分ではどうすることもできない。ほとんだ意識を失った状態でも、体だけは反応してしまう。


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豪円寺 琢磨
(Gouenji Takuma)

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