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秘密ごっこ(24)


 咲良が目覚めた。今朝は雅也が隣で寝息を立てている。
 微かに上下する胸に顔を埋め、愛する男の匂いを吸い込む。

(いい朝だわ。たっぷり眠ったから、昨日の疲れがすっかりとれたみたい。今日も頑張れそうね。
 でも、先生といっしょにいられるのは今日まで。今夜はひとりで寝なきゃいけない。ひとりぽっちなんて…寂しい…
 それにしても、昨日はいろいろあったわね。我ながらよくやったと思うわ。先生も満足してくれたみたいで本当によかった。頑張ったかいがあったというものね。
 行きの電車に下着なしで乗って、振動で感じちゃって、男の子たちにバストを見られてちゃって、下着が透けたまま通りを歩いて、振動でまた感じちゃって、旅館で何度も逝っちゃって、映画館でも裸で気持ちよくなってしまって…。
 そうそう、帰りも大変だったのよね~。思い出しただけでも恥ずかしい。
 お尻に鈴をつけたまま帰りの電車に乗って、おばさまたちに鈴の音を聴かれてしまって、振動でお尻が変になって、バストをまた見られちゃって、公園のベンチで逝くまで慰めて、お家で口奉仕の練習をして、宅配ピザの人に裸を見られてしまって…。
 たった1日で本当にいろんなことがあったわ。とっても恥ずかしかったけど、後悔なんかしてない。やっと先生とデートできたんだから。腕を組んで歩けたんだから。いっしょにショッピングもできたし、豪華なランチも食べられたし、ロマンティックな映画も観られたし…。
 いよいよ今日は最終日。何をするか分からないけど、先生の言いつけを守って良い子でいなきゃ)

 咲良が上へ移動し、雅也にキスをする。
「先生、おはようございます。もう朝ですよ。起きてください」
 雅也が目を擦る。顔に疲れの色が出ている。
「なんだもう朝か。やけに体が重い。昨日張り切りすぎたせいかなぁ」
 咲良が拗ねるように鼻の頭を甘噛みする。
「イヤらしいことばかりするからですよ」
「君は疲れてないの?」
「全然大丈夫です」
「若いってのはいいね~。でも、ここは元気だよ」
 雅也が咲良の右手を股間に誘う。巨大なペニスが硬くなっている。
「あ、熱いです」
 額に額が重なる。目と目が合う。フレンチキスをする。
「今日はコレで後ろのヴァージンを奪うからね。覚悟はできてる?」
 少女の全身が熱を帯び、頬が真っ赤になる。
「はい。でも、優しくしてくださいね。お願いします」
 雅也が体を起こして伸びをする。
「時間がもったいないから、すぐにでも準備して始めよう。いいね?」
 咲良がコックリとうなずいた。

 二人は全裸で朝食をとってから、仲良くいっしょに入浴した。
 雅也が生えかけの恥毛をきれいに剃り、Lサイズのアナルプラグを肛門から抜き出した。
 風呂から上がると、咲良はお尻に二度イチジク浣腸を施された。これでもう直腸内には何もない。
 朝食もプレーンヨーグルトとアップルジュースだけだったから、胃の中にも固形物はないはずだ。
 準備は整った。
 二人が手を繋いで階段を上った。

 ベッドに腰掛けた全裸の雅也が、咲良を見下ろして命令する。
「いまから最終試験を行う。ボクたちは主人と奴隷だから、それを忘れないように。とにかくボクの命令は絶対だ。いいね? じゃぁ、まずは挨拶からだ」
 正座していた咲良が三つ指をついて頭を深く下げる。
「ご主人様、どうぞよろしくお願いいたします」
 雅也が最初の命令を出す。
「まずはベッドの上でオナニーをしなさい」
「はい、わかりました。淫らな咲良をじっくりご覧ください」
 少女が仰向きになって両手で乳房を揉みしだく。次に右手を股間に差し入れ陰核に触れる。膣口が湿り気を帯びはじめる。
 そこへ雅也が覆い被さり、少女の口に陰茎を刺し入れ、ピストン運動を繰り返す。刺激を受けた分身が膨らんで硬さを増す。

 今度はシックスナインの態勢になる。
 雅也がアヌスにローションを塗り込め、括約筋のマッサージを始める。右手の中指を押し入れ、円を描くように揉みほぐす。
 咲良は両手で肉棒の根元を支え、舌と唇でていねいな愛撫を繰り返す。
「これでいいだろう」
 雅也が向きを変える。咲良のふくらはぎを肩に載せ、分身をローションでまぶす。
「オナニーを続けなさい」
 右手がクリトリスを左がニップルを刺激する。体が火照っている。花園も潤っている。絶頂は近い。
 処女の受け入れ態勢が整ったことを確認した男が、大声で宣言する。
「入れるぞ! 下半身の力を抜きなさい! 力むと痛いぞ!」
 雅也がゆっくりと腰を沈めてゆく。
 亀頭が菊蕾に触れる。
 悪寒のような不思議な痺れが子宮に伝わる。
「いやっ!」
 本能の叫びが少女の口から放たれた。


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豪円寺 琢磨
(Gouenji Takuma)

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