2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

秘密ごっこ(37)


 沙羅がまた舌を這わせはじめる。もうタメライはない。
 肉棒の裏筋を舌先で刺激し、花芯にこびり付いた愛液を舌腹できれいに舐め取る。
 しかし、さきほどまで突かれていた穴奥から、快楽の透明液が次から次へと溢れ出てくる。
 母は舌で娘の歓びを感じることができた。

(愛娘が喜んでいる。
 お尻で歓んでいる。
 もうすぐ逝きそうになっている。
 母と娘がお尻で気持ちよくなってしまうなんて…
 私は娘になんて辛いことをさせているのだろう。
 でも、最愛の子をこんな過酷な運命に誘ったのは私。
 だから、だから、娘のために、娘の助けになることをしなければ…)

 しばらくして、海輪がオルガスムスを得た。
 母の隣でグッタリと寝そべり、荒い息をしながら長く続く絶頂感を楽しんでいる。
 娘の腰のすぐ横には母の頭があり、焦点の合わない虚ろな目で天井をぼんやりと眺めている。

 そんな奴隷たちに、主が無情な命令を下す。
「よし、交代! 今度は沙羅が上で海輪が下だ!」
 目を閉じて休息をとっている母親を転がして愛娘の上に乗せ、尻を叩いて四つん這いにさせる。
 母がまだ湿り気のある秘帯に口を当てる。娘も頭をもたげて恥溝に舌を伸ばす。

 新郎が後ろから声を掛ける。
「沙羅、どっちから入れてほしい?」
 股間に顔を埋めたまま答える。
「少し休ませてください」
「ダメだ。どっちだ? 言え!」 
 か細い声で呟く。
「そ、そんな…娘が下にいるのに…るのに…」
「いいじゃないか。自分は見たんだから、娘にも見せてやれ!」
 おずおずと口を開く。
「で、では、ま、前へお願いします」
「マンコがいいのか?」
「は・い…」

 新郎の肉棒が突き刺さる。
 娘の秘部を舐めて興奮しているため、肉壁にはじゅうぶんな潤滑油がすでに供給されている。
「あ、あ、あうっ」
 歓びの声がすぐに漏れはじめる。
 それに呼応するかのように新婦が結合部に舌を付ける。
「い、イヤ、イヤ。海輪ちゃん、ヤメて、お願い。ママ…恥ずかしい…」
 新郎が追い打ちをかける。
「どうだ、生のペニスは?」
 しかし、あまりに恥ずかしすぎて、本心を打ち明けることができない。

 膣内に人間の陰茎を受け入れるのは、実に久しぶりのことだった。
 前回は半年前。雅也にセカンドヴァージンを捧げたとき。
 その前となると、17年も遡らなければならない。相手は海輪の実父だが、結ばれたのは片手で数えられる程度だった。
 つまり、この日の契りは、沙羅にとってわずか数度目の行為になる。

 新夫が質問を変える。
「気持ちいいか?」
 今度は素直に答えを返す。
「はい、とても気持ちいいです」
 陰茎の挿入経験は少ないが、雅也にディルドやバイブを渡されてオナニーばかりしていたため、ヴァギナの感度は以前とは比較にならないくらい上がっている。

(ああ、気持ちいい…
 道具より、指より、ずっとずっと気持ちいい…
 ホンモノがこんなに気持ちいいなんて…
 海輪の部屋で結ばれたときは痛みがあったけど、今日はまったくないどころか、入っただけでお腹が熱くなった。
 わたしは、わたしは、すっかり変わってしまった。
 娘に大切なところを舐められながら、娘の夫に後ろから愛されている、本当にどうしようもないオンナ)

 沙羅が積極的に声を上げはじめる。
「んんーん、うんうんー」
「ふん、んー、ふん、うー」
「おう、おん、おうっ、あっ」
「あ、あ、あん、あん、あんっ」
「イヤ、イヤ、イヤ、イヤー!」
 感じるままを表現した淫靡な嬌声が部屋中に響く。
 沙羅が恥ずかしさを忘れて絶叫する。
「あっ、も、もう、逝くー!」

 しかし、このとき、支配者が思わぬ行動に出た。


関連記事

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

コメントの投稿

非公開コメント

  PROFILE
豪円寺 琢磨
(Gouenji Takuma)

 サイトを移しました。
 移転先は下記のアドレスです。

 http://seiai.sakura.ne.jp/blog/

  CATEGORY
 PR