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秘密ごっこ(34)


 雅也が沙羅の右隣で大の字になって寝転ぶ。
「海輪、掃除して!」
 新婦が起き上がり、新郎の足を跨いで四つん這いになる。
 夫の分身は硬いまま直立していて、先端の割れ目から白い液が垂れている。
 新婦が何の躊躇もなく美味しそうに口に含んで吸う。

 慌てて起き上がった沙羅が制止する。
「き、汚いからヤメなさい。お願い、やめてちょうだい。それはママのお尻に入ってたのよ。ママがやるから、お口を離しなさい」
 新婦が顔を上げて文句を言う。
「なに言ってるの、ママ。これは私の旦那様もモノなのよ。ちっとも汚くなんてないわ。それに、入ってたのはママのお尻の中でしょ。全然、平気よ」
 娘が離した隙に、未亡人が新郎の分身を上から飲み込む。
「あっ、ママ、ズルイ。そんなのズルイわ。それは私のモノなのよ」
 娘の抗議を無視してイマラチオを始める。とにかく娘に舐めさせるわけにはいかないと母親は思った。

 その様子を眺めていた雅也が、ゆっくりと体を起こして仁王立ちになる。
「これならいいだろう? 協力してキレイにしなさい。コレは二人が汚したんだから、二人でお掃除すればいいじゃないか」
 母のほうが、先に亀頭を口に含む。先端の裂け目を擦ってから、表面をていねいに舐めまわし、最後にカリの裏側を清める。そして、陰嚢を含んで舌の腹で転がす。
 娘のほうは、横から下から上から、血管が浮き出た太竿の部分に舌を這わせる。腰の高さを調整しながら周囲をぐるりと舐める。
 ご機嫌な雅也が軽口を叩く。
「ずいぶんうまくなったなぁ。家庭教師が優秀なおかげだ。俺に感謝するんだぞ」
 新婦が上を向いて新郎を見つめ、軽くうなずいて肯定の意を示す。

 しばらくして、雅也が二人の頭を上から撫でる。
「よし、もういいぞ。キレイになった。二人とも疲れただろう? 第1ラウンドは終了だ。
 飲み物を取って来るから、しばらくの間、ベッドで休んで待ってなさい。
 あっ、それから、ブレザーとベスト、あとリボンとソックスもとっていいぞ」
 下半身裸の雅也が学ランと靴下を脱ぎ、シャツだけ着た状態で1階へ下りていく。

 部屋には女二人しかいない。
 言われたとおりに服を脱ぎ、汚れたショーツを拾い、ていねいに畳んでヘッドボードの上に置く。
 そして、身なりを整えてから、二人並んで窓際の壁にもたれて座る。母は膝をくずし、娘は足を足を伸ばしている。

「海輪ちゃん、こんなことになったのは、みんなママのせいだわ。あなたをこんな酷いことに巻き込んでしまって。本当にゴメンナサイ」
「ママ、私は全然後悔なんてしていない。だって、雅也さんのお嫁さんになれたのよ。私こそママに謝らなきゃいけない。雅也さんを奪ってしまったんですもの」

「いいのよ。ママはもともと雅也さんと結婚するつもりはなかったし。雅也さんもそうだったと思うわよ。昔を懐かしんで、恋愛ごっこをしてみただけなのよ」
「でも、どうして雅也さんは名前の交換にこだわるのかしら。戸籍の名前まで変えちゃって」

「そうね~。あの人、ずいぶん変わった人だから。でもまあ、これでいいんじゃないの。私たち、生まれ変わったんだから。ちょうどよかったんじゃない?」
「それもそうね。男の人なら親子代々同じ名前とかオジイチャンの名前を貰うとかってあるものね。私もママから名前を受け継いだと思えばいいのよね」

「でも、あなたがお尻まで調教されてたなんて、本当に驚いたわ。どうして相談してくれなかったの?」
「そんな恥ずかしいこと、いくらママでも言えないわよ。それに、教えたら絶対に文句を言われると思ったし。なによりも、別れさせられることが怖かったの」

「お尻なんて、とても汚いのよ。なんで断らなかったの?」
「それはママのせいよ。ママが禁止したから、順番が逆になったんじゃない。それに、私は雅也さんを愛してるから、雅也さんの希望はすべて叶えてあげたいの。それがどんな恥ずかしいことでも、雅也さんのためなら耐えられるし、歓びを感じるの」

「うん、あなたの気持ちは理解できるわ。実を言うと、ママもそうなの。あの目で頼まれると、最終的には断れないのよね~。あなたの名前で抱かれてほしいって言われたときも、最後は受け入れてしまったし。よく考えたら、ママは前も後ろも“サラ”としてヴァージンを失ったのよね~」
「それなら、私も同じよ。アナルヴァージンを捧げたときは、初めのうち“ミワ”って呼ばれてたもの。雅也さんはきっと始めからそうするつもりだったのよ。とっても頭の良い人だから」

 沙羅の質問が核心に迫る。


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豪円寺 琢磨
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