アヌスへの挿入を容易にするため、生け贄の腰下に大きなクッションが挟み込まれる。
上向いた菊蕾に剛直が突き刺さり、徐々に姿を消してゆく。肉棒を締めつける筋肉の輪が大きくなるにつれて細くなる。
沙羅が苦悶の声を飲み込む。アナルプラグと同様の違和感が臀部に広がる。
新郎がピストン運動を開始する。
新婦が心配そうに母の顔を覗く。
「ママ、大丈夫? 痛くない?」
頭を左に傾け、笑顔を見せる。
「う、うん、大丈夫よ。痛くないわ」
実際、痛みはほとんど感じない。
海輪のときとは違い、2ヵ月以上訓練したし、アナルスティックやアナルバイブも使ったので、ホンモノでもじゅうぶんに耐えることができる。
当たり前だが、新郎もそのことを知っている。だから、海輪のときのような気遣いをみせることはない。通常のセックスと同じように激しく攻める。
肉棒をすべて挿入した状態で、雅也が声を掛ける。
「どうだ? 後ろの処女を奪われた気分は」
沙羅が目を開けて視線を合わせる。
「よく分かりません」
「分からないことはないだろう?」
「なんだか変な気持ちです」
「これで海輪と並んだわけだ」
「どういう意味ですか?」
新郎が自慢げに説明する。
「今日、新婚の海輪は前を奪われて2穴貫通した。そしてその後、オマエは後ろを奪われて2穴貫通した。あっ、口も入れると、二人とも3穴だな!」
義娘が頬を膨らませる。
「私の娘をこんな酷い目に遭わせるなんて、あなたは悪い人です。
娘の事情を知っていたら、お尻の調教なんて受け入れてませんでした。
私だけだと思って渋々承知したんです。あなたがどうしても私のお尻でしたいって言うから、恥を忍んで差し出したのに」
雅也が言い訳をする。
「だって、俺はてっきり知ってるものとばかり思ってたんだ。海輪から何も聞かなかったの? 本当に気づいてなかったの? 勉強の時間にだって調教訓練してたのに。ふつう気づくんじゃないの?
アヌスの調教に応じてくれたのは、娘への対抗心からだと思ってたんだが、俺の勘違いだったんだな」
沙羅が自分を責める。
「信じてください。本当に何も知らなかったんです。気づかなかったんです。
私は母親失格です。もっと早くに気づいて、あなたを止めるべきだったのに、制止するどころか自分まで同じ調教を受けて、あなたの愛だと勘違いして。
私ってなんておバカさんなんでしょう」
雅也が元カノを慰める。
「もう、いいじゃないか。みんなで気持ちよくなって、嫌なことはすべて忘れるんだ。じゃぁ、また続けるぞ。いっしょに逝ってやるから頑張れ」
雅也が、陰茎を自由自在に動かして、昇りつめる速度を整える。
沙羅が、膣と陰核を刺激して、体を悦楽の頂へ導く。
海輪が、母の胸部を愛撫して、昇りつつある背中を後押しする。
「うっ、うっ、うんー。も、もう逝きそうです」
「いいぞ。いつでも逝っていいぞ」
「ママ、頑張って。気持ちよくなって」
沙羅の背中がベッドから浮き、全身が硬直して震える。
雅也が陰嚢の緊張を解いて、精液を直腸に流し込む。
海輪は夫と母の絶頂に感化され、自分でも軽く逝ってしまう。
(お尻で逝ってしまった。
初めて入れられて達してしまった。
触ることさえ躊躇われる場所で快感を得てしまった。
娘に胸を愛撫されながら感じてしまうなんて。
娘の夫に貫かれてアクメに達してしまうなんて。
娘の前で婿に抱かれる母親なんて最低に違いない。
いくら合意の上とはいえ普通では考えられないこと。
実の娘の夫を奪ったにも等しい。
私の体はどうなってしまったのかしら。
いつからこんなハシタナイ女になってしまったのかしら。
これから私はどうなってしまうの?
これから私に何が待ち受けてるの?)
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