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秘密ごっこ(31)


 新郎が話題を変える。
「で、母親に見守られて初夜を迎えた感想は?」
 義母であり義娘でもある同級生が口を鋏む。
「そ、そんなこと、聞かないでください」
「いいじゃないか。なあ?」
 新婦が耳元で囁く。
「…恥ずかしかったです…」
「そうなの? ずいぶん積極的だったじゃないか」
 新婦が顔を赤らめる。
「それは、夢中、になってた、から、です。気にする余裕がなかったんです」
 新郎が腰を小刻みに動かしはじめる。
 新婦の快感が蘇り、悦楽の炎に再び火が点る。

 雅也が右を向き、真顔を沙羅に近づける。
「で、オマエはどうなんだ」
「どうだって言われても…」
「娘がオトコに姦られるところを、間近で観察した母親の感想を聞きたいんだよ」
「感想なんてありません」
 新郎が怒り出す。
「嘘をつくな! 俺はずっとオマエを監視してたんだ。オマエはずっと憂いに包まれていた。悲しかったんだ。そうだろう?」
 義娘が涙声でつめよる。
「はい、居たたまれませんでした。だって、それはそうじゃないですか。娘の初夜に付きそうなんて…そんな親がどこにいるんですか?
 付きそうだけならまだしも、率先して手伝うだなんて…そんなの悲しすぎます。
 いくら本人が納得してるといっても、お互い恥ずかしいに決まってるじゃないですか!」

 新郎が疑いの目を向ける。
「本当にそうか? じゃあ、俺の目の前で正座してみろ」
 不審に思いながら、義娘が指示通りの姿勢をとる。
 突然、新郎の右手が股間に伸び、ショーツの下にもぐり込む。義娘が両手で押し戻そうとするが、頑丈な腕はびくともしない。
 五本の指が裂け目を撫で、またすぐに引っ込められる。そして、人差し指と中指が義娘の眼前に晒される。
 2本の指を開くと、透明の粘着液が糸を引くように延びる。
「これはなんだ?」
 現実を突きつけられ、激しく動揺し、気が動転する。
「これは感じなきゃ出てこないモノだぞ」
 とっさに男の指を口に入れ、自分の体液をしゃぶり取る。
「証拠を隠滅したってダメだぞ。オマエが濡らしていたっていう事実は消えないんだからな。なんならもう一回すくい取ってやろうか?」
 義娘が両手で股間を押さえ、内股に力を込める。
「安心しろ。もうしないよ。娘の痴態を見て自分も気持ちよくなったことを認めるんだな?」
 顔を真っ赤にした義娘が黙ってうなずく。

 沙羅は戦慄を覚えた。
 娘の嬌声に刺激されて股間を濡らしていたなんて…実の娘の痴態を眺めて高ぶってしまったなんて…
 あらためて自分の体を恨めしく思った。無意識とはいえ、親として許されることでは決してない。
 性的なことに関してはすでに、自分で自分を制御できなくなっている。
 恐ろしい現実を認識して、沙羅は愕然とした。
 
 話し終えた雅也が、媚芯から剛直を引き抜く。
「次は沙羅の番だ。海輪は手伝ってあげなさい。さぁ、入れ替わって」
 新婦が起き上がって場所を空け、そこへ母親が仰向けに寝転ぶ。
 義娘が素早くショーツを脱いで枕の下に隠す。雅也に濡れた下着を見られるのも、娘に脱がされるのも嫌だったからだ。

 雅也が沙羅に確認する。
「いまから沙羅のアナルヴァージンをもらうからな。浣腸はしたよな?」
 新婦の母が諦観した表情でうなずく。
 母親の左隣りに横たわった幼妻が、右に寝返って笑顔で励ます。
「ママ、初めは痛いけど、そのうち気持ちよくなるから。大丈夫よ、安心して」
 実母が驚愕の表情で尋ねる。
「ど、どうして、そんなこと知ってるの?」
 新夫が助け船を出す。
「アヌスに関しては、海輪のほうがずっと先輩なんだぞ。もうベテランの域に達してる。なにしろアヌスだけで気をヤルことができるんだからな。アナルオナニーだって問題ないし」

 話の内容を理解できない沙羅が、上半身を起こしながら質問する。
「そ、それはどういう意味ですか?」
 恥部を露出したまま胡座をかいている新郎が、悪びれることもなく平然と答える。
「夏休みに頂いたんだよ。オマエとヴァギナのヴァージンは奪わないって約束したけど、アヌスはしてないからな。だから契約違反じゃないぞ」

 雅也の予想外の告白に、沙羅は二の句が継げなかった。
 娘に対する調教がそこまで進んでいるとは…


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豪円寺 琢磨
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