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強姦願望少女(08)


 幸輔の本性が露わになった。
「黙れ! 逆らうな! いいから俺の言うことを聞け!」
 鬼のような形相を見て、綾音の体が硬直する。
「素直にならないと、ここから生きて出られないぞ。わかったか!」
 綾音は幸輔を凝視している。反抗しているのではなく、恐ろしさのあまり目を逸らすことができないのだ。
「どうやら分かったようだな。いい子ちゃんだ。じゃぁ、まず立ってもらおうか」
 不敵な笑みを浮かべた幸輔が後ずさりする。
 綾音がゆっくりと立ち上がる。左手で胸部を、右手で下腹部を隠す。
 身につけているのは黒革のブラジャーとパンツだけで、パンツの前面にはディルドが取り付けられている。

 綾音が虚勢を張る。
「いったいどうするつもり? とりあえず服を着たいんだけど」
 幸輔は取り合わない。
「それは無理な相談だな。なにしろ、これから脱いでくんだから」
 綾音が驚く。
「な、なんですって」
 幸輔が指示を出す。
「邪魔なモノは外してもらおう。ブラとパンツだけでいいよ。あっでも、それとったら素っ裸になっちゃうのか」
 綾音が精一杯の虚勢を張る。
「わかったわよ。脱げばいいんでしょ、脱げば」
 立ち上がった綾音があっという間に全裸になる。革の跡がはっきり分かる。

 幸輔がからかう。
「そんなに簡単に脱いじゃあ、あまり色気がないな~。もっと恥ずかしがってくれると思ったんだけどなぁ。おっ、綾音は毛が濃いね。ボーボーだ」
 綾音が両手で下腹部を隠す。
「ふ~ん、なんだかんだいって、やっぱり恥ずかしいんだ。いいよ、いいよ。俺そおゆーの大好きだから」
 綾音が憮然とした表情で尋ねる。
「で、あとは何をすればいいの?」
 幸輔が平然と答える。
「そうだな。じゃあ、繭美を立たせてあげてくれるかな?」
 綾音がしゃがみ込んで片膝をつく。そして、首の後ろに腕を差し入れ、繭美の上半身を抱え起こす。
 黙り込んでいた繭美が、やっと声を出す。
「ねぇ、綾音。怖いわ。私たちどうなっちゃうの?」
 綾音が繭美の耳元でささやく。
「わからない。わからないわ。とにかく言うことを聞くのよ。さぁ立って」
 繭美が綾音に支えられながら立ち上がる。

 幸輔が少女たちにやさしく声をかける。
「よくできた。ふたり並んで立ってみて」
 恥ずかしそうにうつむいて立っている繭美の横に綾音が並ぶ。手で乳房と恥毛を隠している。
 繭美は麻縄で縛られているため、直立不動の姿勢をとることしかできない。セーラー服を身に纏っているが、隠すモノのない下腹部は丸見えだ。
「おおっ、いい感じだね~。身長はほぼ同じ。160ってとこか。オッパイは繭美のほうが大きいな。でも、スリムなモデル体型の綾音もきれいだよ。うん、ホント。それにしても、その縄は美しくないなぁ」
 幸輔が繭美の上半身を拘束している縄を解く。
 両手の自由を得た繭美が、胸と股間を隠す。きつく縛られていたため、いたるところに麻縄の痕がついている。

 綾音がふてくされたような態度で乱暴に質問する。
「で、あと何すんの?」
 幸輔が突然、怒鳴り出す。
「何すんのじゃない! よろしいですか、だ。これからは丁寧な言葉を使え。タメ口は絶対に許さない! 返事は!」
 綾音が男の剣幕に慌てふためく。
「は、はい。わかりました」
「繭美は! オマエも返事をしろ!」
 繭美が消え入るようなか細い声で応答する。
「は…はい」
 幸輔が笑みを浮かべる。怒りはおさまったようだ。
「いい子たちだ。俺はちょっと道具をとってくるから、ここでおとなしく待ってるんだよ」

 綾音はふたりで逃げだそうと考えた。
 繭美を拘束していた縄がなくなったから、ふたりとも自由に動くことができる。裸で外に出るのは恥ずかしいが、このまま犯されてしまうよりはマシだ。隙を見て急所を蹴り上げれば、ふたりで逃げることがきっとできるはずだ。
 しかし、綾音の思惑を見透かしているかのように、幸輔が説明する。
「忠告しとくけど、俺は極真空手の段持ちだから、ふたりがかりでも絶対に勝てないよ。それに、油断することもないから、金玉を蹴られるようなこともない。だから、素直に言うことを聞いたほうが身のためだよ」
 綾音がうなだれる。
 もう諦めるしかない。この男には勝てない。大輔たちとは次元が違う。繭美は元から抵抗する気がなさそうだし。もうどうすることもできない。

 しばらくして、幸輔が大きなスポーツバッグを肩に掛けて戻って来た。繭美と綾音は同じ場所で立ち続けていた。
 幸輔がバッグをソファーテーブルの上に置き、中から麻縄を取り出す。
「これで縛ってあげよう。縛られるのは初めてかな?」
 綾音が怯えたようにうなずく。
「お願いだから、縛らないでください。逃げたりしませんから、お願いです」
「君は勘違いしてるなぁ。逃げられないようにするために縛るんじゃないんだ。縛ったほうが美しいから縛るんだよ。さぁ、手を後ろで組んで」
 綾音が両手を後ろにまわし、腰のあたりで手を組む。
「いい子だ」
 幸輔が手首に縄をかける。乳房の上下と首にも縄がかかる。微乳が絞り出され、苦しげに歪む。










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テーマ : 18禁・官能小説
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豪円寺 琢磨
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