孝次が新たな命令を下す。
「姉さん、そこに寝てオナニーしてください」
祥子が驚きの声を上げる。
「えっ、見せるの? あなたに? ここで?」
男が女の太股を撫でる。
「もちろん。もう何回も見られてるんだから大丈夫でしょう?」
うつむいた祥子が腰をくねらせて抵抗する。
「そ、そんな…こんな明るいところでは、恥ずかし過ぎるわ。いくらなんでも無理よ」
「だからこそ興奮するんじゃないですか。濡れないと、入れられないですよ」
祥子が冷たい大理石の上に仰向けに寝て、おずおずと自慰を始める。ストリップショーの刺激で、秘所はすでに潤いかけている。
左手でクリトリスをこね、右手で大陰唇をさする。
デルタに恥毛はない。1ヵ月以上前から生やしていない。もちろん、孝次の指示だ。
右手の中指が膣口に消える。指の腹がGスポットを刺激する。左手は剥き出しの肉芽を激しく上下にこする。
祥子が喘ぎ声を出しはじめる。
すると、孝次が一物をジーンズの中から取り出し、祥子の口に突っ込む。
祥子は顔を横に向け、肉棒に長い舌を絡める。
しばらくして、祥子が逝きそうになる。
「い、逝く、逝く」
しかし、孝次が肉棒を引っ込め、祥子の両手を引っ張り上げる。
「ううんっ、な、なんで…」
しゃがんだ孝次が耳元でささやく。
「姉さん、勝手に逝ったらダメですよ。逝ってもいいのは、僕のチンチンを入れたときだけです。わかってますか?」
祥子が右手の甲で唇端のヨダレをぬぐう。
「じゃあ、どうすればいいの?」
下半身だけ裸の孝次がソファに浅く座る。股間の分身は天を突いている。
「ここに来て跨がってください。そのパンティはオマンコのところに穴が空いてるから、そのまま脱がずに填められます」
祥子は諦観の境地に達した。
妊娠するまでの辛抱なのだと、自分を納得させた。子供さえできれば、義弟と肌を重ねる理由はなくなり、こんな境遇から脱することができる。
それに、夫の暴力的なセックスに比べれば、義弟の行為はまだずいぶんマシだ。少なくともコミュニケーションをとることができる。エクスタシーを得ることができる。
孝次の要求はどんどんエスカレートし、変態的なプレイが増えてきたが、最終的に自分も快感を得てることは否定できない。
義弟はAV女優のようなことをさせるが、真剣に嫌がれば無理強いすることはない。あくまで互いに気持ちよくなるための手段なのだ。
テーブルを下りた祥子が、膝立ちになって孝次の太股を跨ぐ。
「そのまま腰を下ろしてください」
孝次が分身を掴んで角度を調整する。
相手の肩に手を載せた祥子が腰を沈めると、肉棒が蜜壺に刺さって消え、白桃のような双臀が太股の上に載っかる。
「ああー」
上を向いた祥子が淫靡な歓声を発する。
孝次が下から突き上げると、祥子が首に腕を回してしがみつく。
「姉さん、僕は疲れたから、自分で動いてください」
祥子は膝に力を入れて腰を上下させる。沈むたびに膣奥が突かれ、快感が子宮を包み込む。
「じゃあ、姉さん、次はバックでしましょう」
繋がったまま立ち上がった孝次が、祥子を窓際で下ろす。
祥子が窓のサッシに手を突かされる。
「こ、これじゃあ、外から丸見えだわ」
孝次が腰骨をつかんで挿入する。
「大丈夫ですよ。誰も入ってきませんから。庭を眺めながらのパコパコってのもオツでしょう?」
「そ、そんな…」
孝次がピストン運動を繰り返すと形を保ったままの美乳が前後に揺れ、薄皮のようなブラジャーがずれて勃起した乳首が露わになる。
眉間に皺を寄せた祥子が苦しげに訴える。
「あっ、も、もう、逝きそう。孝次さん、逝かせて。お願い…」
孝次が突起を手で摘んでもてあそぶ。
「いいですよ。いっしょに逝きましょう」
「あ、ありがとう…」
肉と肉がぶつかる打撃音が大きくなり、蜜壺から白濁液が滴り落ちる。
「あっ、い、逝くー」
祥子がこの日初めて果てた。
「よし、出すぞー」
孝次も1回目の注入を済ませた。
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