幸輔が全裸になり、繭美の後ろで膝立ちの姿勢をとる。肉棒が腹に貼り付き、我慢汁が先から漏れている。
「強姦されたいなんて女は、ワンワンスタイルで犯されりゃぁいいんだ。さぁ、入れるぞ!」
繭美の体が小刻みに震える。待ち望んだことではあるが、いざそれが実現化されるとなると、やはり恐怖が先立ってしまう。
「こ、怖い…どうなっちゃうのかしら」
幸輔が湿った亀頭を、充血した肉芽にこすりつける。
「んんっ」
処女の腰がピクピクと跳ねる。体の準備は万端のようだ。
支配者から指令が下される。
「さぁ、犯してくださいと言うんだ。言ってみろ!」
怯える生け贄が蚊の泣くような声で懇願する。
「お、お、犯してください…」
幸輔が叱りつける。
「声が小さい! 繭美の処女を奪ってください、って言ってみろ!」
「繭美の…処女を…奪って…く・だ・さい…」
「もう一回だ!」
「繭美の処女を奪ってください」
「もっと大きな声で!」
繭美が絶叫する。
「繭美の処女を奪ってくださーい!」
強姦魔の醜悪な陰茎が、未開発の膣口に触れる。
「開通式の始まりだ!」
熱く硬い肉棒が18年間守られてきた聖域に侵入する。秘穴を守護する膜が破られ、乙女の股間に激痛が走る。
繭美が悲鳴を上げる。
「あっ、い、痛い、痛い、痛いっ!」
男が尻を手の平で叩く。
「我慢しろ! まだ先っぽが入っただけじゃないか」
少女が破瓜の痛みに衝撃を受ける。
「こ、こんなに、い、痛いなんて」
男が腰を突き出す。肉棒がさらに沈む。痛みが増す。
「痛い、痛い、痛い、イターい」
少女は股間を骨折したような感覚に襲われた。呼吸に合わせて、強烈な鈍痛が下腹部に広がる。
男がさらに腰を突き出す。すでに半分以上見えなくなった。
「願いどおり、処女膜を破ってやったぞ。夢が叶った気分はどうだ!」
痛い。とにかく痛い。ヴァージンを失うことが、こんなに痛いことだったなんて。熱した鉄棒をお腹にねじ込まれているような感じがする。
確かに、確かに夢は叶えられた。初めて会った鬼畜のような男に、もてあそばれるようにヴァージンを奪われた。しかも、縛られたまま、後ろから。
やり遂げたという達成感はないが、もったいなかったという後悔もない。襲われて処女を失うってこういうことなんだ、と実感することができて良かったと思っている自分がここにいる。
男の剛直が完全に埋没した。剛毛が菊蕾を覆い隠す。
「全部入ったぞ。完全制服だ! 犯された感想を言ってみろ!」
繭美が喘ぎながら礼を述べる。
「う、うれしいです。ありがとうございます」
幸輔が饒舌になる。
「そうか、うれしいか。やっぱり処女の穴は狭いな。締め付けが強烈だ。それにしても、処女は何人も経験したけど、こんなに気持ちのいい穴は初めてだ。動かして滑りをよくするから、もうちょっとじっとしてるんだぞ」
幸輔が腰をがっちりつかんで、肉棒を前後させる。ピストン運動が繰り返される。結合部から淫靡な音が発せられる。
繭美がまた悲鳴を上げる。
「痛いっ。い、痛いです」
「痛いだろ? いいんだ、痛くて。そのうち痛みが快感に変わるんだから。もうちょっとの我慢だ」
下から乳房を揉みしだき、乳首を抓る。麻縄で歪んだ双丘がさらに歪む。
挿入するたびに臀部が手で叩かれる。甲高い打撃音が響く。
「うわぁ~、壁が動いてる。吸い付くみたいだ」
幸輔の腰の動きが激しくなる。
「うん、うん、うん、うん」
腰のリズムに合わせて、繭美が唸り声を上げる。
美女の尻と野獣の腰がぶつかり合う音が、しだいに大きくなる。パン、パン、パン、パンという破裂音がする。クチュ、クチュ、クチュ、クチュという摩擦音も聞こえる。
美女の股間の鈍痛が小さくなることはなかったが、野獣の快感は一気に高まった。
「強姦するときは、やっぱり中出ししなきゃな。おいっ、出すぞ。中に出すぞー!」
少女が即答する。
「か、かまいません。出してください。お願いします!」
咆哮とともに大量の精液が膣奥で放たれた。
剛直が引き抜かれると、赤く染められて濁ったスペルマが、処女膜を消失したばかりのヴァギナから滴り落ちてソファーを汚した。
繭美は放出を子宮口で感じることができた。うれし涙が目尻からこぼれた。
あぁ、とうとう、大切なヴァージンを奪われた。残念だけど、思い描いていたような感動はなかった。
自分で慰めたときのような快感も得られなかった。ただ鈍い痛みだけが私の股間を支配している。
でも、不思議な充足感に満たされていることも確かだ。支配されることに歓びを感じている自分がここにいる。
この男にまた抱かれたいとは思わないが、犯された瞬間に間違いなく至高の悦楽を感じた。
これで私は救われたのだろうか? これで私は解放されるのだろうか?
分からない。いまは何も考えられない。
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