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家庭内輪姦の果て(16)


 信治には里穂を絶頂にまで導く自信があった。眠っている里穂を犯したとき、そう確信した。
 無意識であるにもかかわらず、いや、無意識であるがゆえに、弄ばれているときの反応は、理性という仮面をはがした本性が出るものだ。
 睡眠レイプのためにローションを用意していたが、そんなものは必要なかった。包皮を剥いで肉芽を吸っただけで、膣口から透明の潤滑油が漏れ出てきたからだ。

 挿入後の反応も素晴らしかった。
 いままで受け入れたことのない巨大な一物をいとも簡単に飲み込んだだけでなく、温かく柔らかな薄い肉壁が波を打つようにうごめいて、熱くたぎった異物を奥へ奥へといざなった。
 ときに優しくときに激しく包み込む、その天にも昇るような不思議な気持ちよさは、何百人もの女と交わってきた信治にとっても初めての感覚だった。そのあまりの気持ちよさに、不覚にも膣内で射精してしまった。

 上りつめるまでも速かった。
 眠ったままエクスタシーに達するなんて想像すらしていなかった。
 目覚めたとき、体のあちこちに性的快感の余韻が、下腹部に無理やり犯された証拠としての鈍い痛みが残っていれば御の字くらいに考えていたのだが、挿入して20分ほどで全身がピクピクと跳ね、「あぅっ」という艶かしい嗚咽とともに、あっという間にアクメに達してしまった。
 その後も、信治が離れるまで小刻みな痙攣が収まることはなかった。逝きっぱなしの状態が30分以上続いた。

 一度も絶頂に達したことのない女が無意識のうちに見せた妖艶な痴態に、信治は驚きを隠せなかった。その一方で、「うまく調教すれば、最高の愛奴になる」とも考えた。
 この感性なら肉体的快感に抗うことはできない。うまく誘導して被虐的官能を体に覚え込ませてしまえば、どんな命令に対しても最後には従ってしまう理想のM女にすることができるはずだ。
 里穂は期間限定商品だが、所有者とうまく交渉すれば定期的にプレイを楽しむことはじゅうぶんに可能だし、条件次第では手元に残すことができるかもしれない。

 そんなことを考えながら、信治は再び腰を前後させはじめる。
「さてさて、どこまで我慢できるかな?」
 許しを請う生け贄を前にして、やに下がった男の腰の動きが速くなり、つなぎ目から淫らな摩擦音が発せられる。
「クチュクチュって、イヤらしい音が出てるぞ!」
 哄笑に耐え切れず、婦人が湿り気を帯びた薄い唇を開く。
「…そ、そんなこと…い、言わないでください…」
 腰の動きがさらに速まり、柔らかな臀部を叩く打撃音が鳴りはじめる。
「どうだ? まだ我慢できるのか?」
「で、できます…」

「強情なオンナだなぁ」
 そう言って、ニヤけた男が両手で乳房を揉みしだき、勃起した乳首を吸い上げる。腰の角度を調整し、剛毛で肉芽を愛撫する。
 さらなる刺激によって、女に限界が迫る。
 大嫌いな男に苛められている。そう思うことで快感の渦から逃れようとするが、頭の中が痺れてしまって、夫に愛されているような錯覚に陥ってしまう。
 醜男が卑猥な声でささやく。
「こんなに気持ちよくなるのは初めてだろう? いいんだ。いいんだよ。気持ちよくなって。ほらっ、体の力を抜いてごらん。とっても気持ちよくなるから」
 人妻が最後の抵抗を試みる。
「イヤ、イヤ、イヤー! ヤメて、お願い、う、動かないで!」
 しかし、男の動きは停まらない。
「あうっ、ダメ、ダメ、ダメー!」
 女の口から出るのは抗いの言葉ばかりだが、その息の切れ目にはオスを誘うメスの匂いが漂っている。
「うん、うん…ム、ムリ…ムリ、ムリ、ムリ…も、もう…ム・リ…あうっ」

 胸に汗を滴らせながら、野獣が獲物を追い込む。
「さあ、逝くんだ。逝けー!」
 逝くという言葉を知らない女が感じたままをそのまま表現する。
「あー、ダメ、ダメ。もうダメ。熱い、体が熱い。痺れる。ジンジンする。あぁ、死んじゃう、死んじゃう!」
 雄たけびのような歓声とともに、真っ赤に染まった里穂の裸体が跳ね上がり、ほっそりとした背中が弓なりに反り返る。
 信治が手首の拘束を解くと、里穂の両腕は当たり前のように信治の首に巻きつく。下の二肢も腰に絡まっている。
 生贄の潤んだ唇を激しく冒しながら、征服者が宣言する。
「これで、オマエは俺の愛人だ」


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豪円寺 琢磨
(Gouenji Takuma)

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