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歪形の家族性活(19)


 1時間後、祥子が目を覚ました。
 壁際に設置されたキングサイズのベッドに両手両足を拘束され、大の字になって上向きに寝ていた。
「やっと起きたか」
 ベッド脇のソファに座ってビールグラスを傾けながら、ナイトガウンを羽織った作造がつぶやいた。

 グラスを前のテーブルに置いて、主が妻に命令する。
「おい、美代。ご同輩のお目覚めだ。さっそく始めてあげなさい」
 足下に正座している女が三つ指をついて返事をする。
「かしこまりました」
 美代がベッドの端に腰掛け、まだ状況を把握できていない様子の祥子に話しかける。
「祥子さん、どう? 疲れはとれた?」
 若い奴隷の隣に横向きになって添い寝し、耳元で優しくささやく。
「これからは私たち二人の時間よ」
 ひとしきり手足をバタつかせた祥子が不審な目を向けて尋ねる。
「お義母様、これはいったいどういうことですか?」
 微笑みをたたえた義母が義娘の頬に優しく口づけする。
「すべてはご主人様のご命令よ。すぐに気持ちよくしてあげるから、少しだけ我慢してね」
 横から支配者の声が飛んでくる。
「美代、はやく始めんか!」

 美代が体を起こして祥子に覆い被さり、小ぶりな手の平でこんもり盛り上がった乳房をゆっくりと揉み、鮮やかな桃色の乳輪を舌でていねいに舐めまわす。
「お、お義母様、何をなさるんですか?」
 しかし、義母からの返事はない。
 しかたがないので、近くにいるらしい義父に呼びかける。
「お義父様、こ、これは、いったい、どういうことなんですか?」
「今日の責任は果たしたぞ。オメコの中はワシの子種でいっぱいじゃろう? だから今度はワシが楽しむ番じゃ」
「い、意味がよくわかりません」
「オマエと美代を並べて責めるつもりじゃったが、オマエがあまりに反抗的なんで予定を変えることにした。オマエは、ワシじゃなく、同じオンナ奴隷の美代に犯されるんじゃ! わかったか!」

 勃起した乳首から口を離した義母が、義娘の顔を見下ろして説明する。
「私がご主人様の替わりよ。あなたが逝けば、そこで終わり。逆に言うと、逝くまで終わらないってことなの。だから、いっぱい気持ちよくなって」
「お義母様に愛されるなんて…そんなの無理です。はやくこの紐を解いてください。お願いします」
「私と愛し合うって約束してくれる? 約束してくれるなら言うことを聞いてあげるわ」
「お義母様と愛し合うなんて…そ、そんな恥ずかしいこと、絶対にできません」
「じゃあ仕方ないわね。もう少しだけ辛抱してて。そのうち解いてあげるから」

 義母の愛撫が再び始まった。
 両手で頬をはさんで顔中にキスしたかと思うと、手の平で頭を撫でながら首筋から胸の谷間にかけて柔らかな舌が這いまわる。
「お、お義母様、や、やめてください…」
 口ではそう言いながら、義娘は確実に感じはじめている。
 義母の頭が徐々に下がってゆく。
 刷毛のような舌が鳩尾とヘソの間を何度も往復する。両手は双丘を揉みしだいている。
「祥子さん、気持ちよくなってる?」

 義娘は快感の波を必死になって防いでいる。
 尊敬する母の愛撫で気持ちよくなってはいけない。そこまで破廉恥になるわけにはいかない。そう自分に言い聞かせる。
「な、なってません。恥ずかしいだけです。ですから…あうっ」
 しかし、体は確実に反応しはじめている。
 すべてにおいて荒々しい作造とは対照的な愛し方だが、心のこもった優しくて女性的な愛撫が、今まで眠っていた官能のスイッチを押し、新たな悦楽の炎を燃えたぎらせる。
「我慢しなくていいのよ。ねっ、気持ちよくなって。自分の気持ちに素直になって!」

 確かに。確かに気持ちよくなっている。恥ずかしいことだが、それは認めなければならない。
 しかし、作造によってさんざんなぶり物にされた今の体では、絶頂に達するのは難しい。祥子はそう思った。
 このままでは蛇の生殺しのような状態が延々と続く。作造が飽きて「もういい」と言うまで義母に愛撫されつづけなければならない。
 そんな祥子の心を見透かしたように、微笑みをたたえた美代が耳元でささやいた。
「大丈夫。安心して。私が必ずイカせてあげるから。そのかわり私の言うことには従うのよ。わかった?」
 娘は母に身を任せるしかないと観念した。
「お義母様、わかりました。よろしくお願いします」
 義母が額に接吻する。
「ありがとうね」
 そう言って、四肢の縄を解いて上半身を起こし、愛娘をかたく抱きしめる。
「祥子さん。これからが本番よ。私たちの仲をご主人様に見せつけてやりましょう」
 祥子が義母の肩越しにコックリとうなずく。

「コレさえあれば天国へ行けるわ」
「えっ! そ、それは…」


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豪円寺 琢磨
(Gouenji Takuma)

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