作造が二人の股縄を外してローターを取り出す。
「どうじゃ? 体が温まったじゃろう?」
安堵の表情を浮かべた美代が、いつものように返事をする。
「お情けありがとうございました。おかげさまで気持ちよくなれました。メス奴隷の美代は幸せ者です」
「そうか、そうか。それはよかった。で、祥子はどうじゃ?」
そう言って、作造が義娘の秘裂に手を差し込む。
「お義母様といっしょなんて、恥ずかしくてしかたがありません。せめてひとりにしてください。お願いします」
さっきまでローターで塞がれていた穴が節くれ立った中指で掻き回される。
「そんなこと言うても、ここは熱く濡れとるじゃないか」
「うっ。す、スミマセン…で、でも、隣にお義母様がいらっしゃるというのは…」
「美代が嫌いということか?」
「そういうのじゃないんです…なら、せめて、縄を解いて普通に愛していただけないでしょうか?」
「縛られた祥子と美代に快楽を与えるのが愉しいんじゃないか。ただ抱くだけじゃ、つまらん! そんなこともわからんのか!」
秘口に人差し指が加わり、親指が肉芽を押しつぶすが、義娘の抵抗はやまない。
「あうっ、うっ。お、お義父様、どうして縛られて抱かれなければならないんですか? わ、私には理解できません。お、お義母様といっしょというのも、考えられないことです。は、母の前で裸で縛られるなんて…あうっ、うっ」
「いちいちウルサイ嫁じゃ。従順でない奴隷には罰を与えるしかないのう」
天井の梁と結ばれた麻縄が緩められ、背中を押された上半身が水平になる。新たな太縄がくびれた腰に巻きつけられ、やはり梁に通される。両足はかろうじて床についているだけで、全体重が胸と腰の太縄で支えられている状態だ。
「お義父様、胸が痛いです」
「心配するな! そのうち、痛さも忘れるくらい気持ちよくなる。もう少しの辛抱じゃ」
作造が美代の縄をすべて解く。
「どうして縄を外したか、わかっとるな? さっさと準備を始めい!」
赤く腫れ上がった縄目をさすりながら、主の本妻がうやうやしく答える。
「うけたまわりました、ご主人様。さっそく準備を始めさせていただきます」
細い腰骨を両手でガッチリつかんだ作造が、義娘を後ろから一気に貫く。
「あっ、イ、イヤッ!」
突然の挿入にメス奴隷が驚愕の声を上げる。
「オマエは子作りのために抱かれておるんじゃ。どうだ、これで満足じゃろう? ワシの子種がたくさん出るよう存分に励め!」
「こ、こんなの、イヤです! な、縄を解いてください」
「ダメじゃ。逝くまでは解いてやらん。自由になりたかったら、はやく気をヤレ!」
「こ、こんなの…あ、あんまりです…」
「そんなことを言って、この締めつけは何なんじゃ。オメコは『突いてくれ』『突いてくれ』と言うとるじゃないか!」
「そ、そんな…む、無理です」
しかし、言葉とは裏腹に、体は正直に反応してしまう。
剛直で奥を突かれるたびに強烈な刺激が放たれ、脳天の痺れがどんどん増してゆく。胸と腰に巻かれた麻縄による痛みが徐々に鈍り、痛がゆいような不思議な快感に変わってゆく。
義父にはこれまで何度も縛られたまま逝かされたが、今度の高まりは祥子が今までに経験したことのないものだった。
祥子はこのまま死んでしまうのではないかと恐れた。
首を絞められながらセックスすると至上の快感を得られるという話を義父から聞かされたことを思い出した。
「し、死ぬ、死ぬ、死んじゃう。あ、あっ、ん、んん…」
祥子はもう何も考えられない。
絶頂の波が断続的に何度も何度も押し寄せる。
そのたびに体は跳ね上がるが、祥子自身はまったく意識していない。
うわごとのように「死ぬ」「死ぬ」と、消え入るような微かな声でつぶやくだけだ。
全身汗まみれの作造が、ほとんど意識のない嫁に向かって叫ぶ。
「そろそろ出すぞ。準備はええか?」
もちろん返事などないが、子宮口が降りきった膣は陰茎を内へ内へ引っ張っている。
顔を真っ赤にした支配者が、生け贄の両肩を持って腰を激しく打ちつける。天井の梁からギシギシという縄の擦れる音が聞こえてくる。
「い、逝くー!」
主の絶叫が部屋中にこだました。
奴隷の意識が完全に飛んだ瞬間だった。
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