繭美が下腹部に圧力を感じる。黒革と恥毛が擦れる。
幸輔が繭美の腰を後ろから押す。秘口が歓迎するかのように広がる。
「よし、入った!」
綾音の顔が歪む。両手をお腹に当て、必死になって痛みを堪えている。
心配になった繭美が尋ねる。
「綾音、痛くない?」
綾音が小さく首を振る。
繭美がゆっくりゆっくり腰を落としてゆく。
「ううっ」
くぐもった声がする。
「大丈夫?」
「うん、大丈夫」
今度は返事がある。しかし、表情はこわばったままだ。
幸輔が繭美の腰をさらに押す。ディルドはもう半分以上見えない。
「うう~ん」
綾音が歯を食いしばって我慢している。
幸輔が繭美に指示する。
「さぁ、そこに手をついて」
繭美が綾音の脇腹の横に手をついて自分の体を支える。目の前に綾音の胸がある。
「もっと入れて」
繭美のペニスが深く沈んでゆく。
「よし、全部入った。そのままじっとしてて」
繭美が肘をついてクラスメイトの両肩を抱く。微かな震えが伝わってくる。綾音が両手を繭美の背中に回す。綾音にも繭美の震えが伝わる。
少女たちの目が合う。ふたりとも目が潤んでいる。
自然に唇と唇が重なる。同時に乳房も重なる。互いに温かみを感じ合う。
とうとう入ってしまった。
私が綾音を襲ってしまうなんて、考えてもみなかった。
でも、いま、実際に、私は綾音を犯している。硬くて大きな棒で、大切な友人の大事なところを貫いている。
こんなモノを入れられて、きっと痛いはずなのに、綾音はじっと我慢してくれている。すべての原因は私にあるのに…。
ありがとう。本当にありがとう。綾音。
やっと入ってくれた。
途中は痛くてしかたがなかったけど、いまは鈍い痛みしかない。
お腹に大きなものを受け入れて、奇妙な圧迫感はあるけれど、耐えられないほどの不快感があるわけではない。
ヴァージンは白馬の王子様に捧げたかったけど、繭美を陥れようとしたんだから、これも自業自得。処女地はこの男ではなく繭美に差し出したと思うことにしよう。
こんなことをさせてしまって、繭美にどう謝ったらいいのか…。
ごめんなさい。本当にごめんなさい。繭美。
「いいね~、美少女たちの愛。チンチンが痛くなってくるよ、うん。
ふたりの初物を奪ったのは俺だからね。しかも、同時に。
大輔たちには感謝しないとな。こんな抜群のシチュエーション、めったにないよな。
せっかくだから、もっと楽しまなきゃ。ということで、そろそろ俺も参加させてもらうよ」
幸輔が繭美の腰に巻かれている革バンドを外す。ふたりの世界に入浸っている繭美は気づかない。
サイドのバンドが外れると、パンツの後ろ側が捲れ、繭美の秘花が露わになる。
可憐な菊門が呼吸に合わせてひくついている。その下にある秘口は閉じられているが、やはり呼応するかのように蠢いている。肉豆も顔をのぞかせている。
幸輔が後ろから襲いかかる。
下から突き上げるようにして一気に貫く。綾音の愛を感じて潤みきっている膣口は、凶悪な剛直をいとも簡単に受け入れてしまう。
「いやっ!」
違和感を覚えた繭美がやっと反応する。
はじめは何が起きたかわからなかったが、股間に感じた鈍い痛みによって、大切な場所が再び塞がれてしまったことに気がついた。
必死に逃げようとするが、愛しい女と忌まわしい男との間に挟まれて動くことができない。
幸輔が繭美の腰に手を当ててピストン運動を始める。ヌチャヌチャという卑猥な音が出はじめる。
「繭美、今度はここで最後まで逝ってもらうからな」
「そ、そんなこと無理です。お願いですから抜いてください」
「そんなこと言っても、繭美のマンコは俺のモノに吸い付いて離れないぞ」
「そんなことありません」
「おおーっ、気持ちいい。さっきよりずっと気持ちいい。繭美のマンコが俺のチンコをマッサージしてるみたいだ」
「お願いですから離れてください」
「こんなに気持ちいいのに、やめられないよ。いままでのどんなマンコよりも気持ちいい。最高だ!」
「言わないでください。そんなこと。恥ずかしいです」
綾音が繭美の首に腕をまわし、半ば強引にキスをする。男の存在を忘れるため、繭美も積極的に応える。
しかし、これは逆効果だった。高まりつつある快感を助長してしまった。心で綾音と繋がり、体で幸輔と繋がった美少女は、全身が性感帯と化した。
胸への刺激が、それをさらに促す。綾音の乳房が繭美の双丘を愛撫する。硬くなった乳頭があちこちを擦る。手で揉まれたり口で吸われるよりもずっと心地いい。
「あ~っ」
甘い吐息が出てしまう。
「気持ちよくなってきたな」
ゆっくりとしたピストン運動を行っていた肉棒が、穴を広げるように円運動を始める。いままでと違った場所を刺激された肉壁が、歓びを歌い上げるかのように侵入物を締めつける。
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