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交換も五度目なら(21)


 カメラが妻の膣口をズームアップします。
 大きな穴が開いています。
 内壁までよく見えます。あの巨根で突かれ続けたのですから当然でしょう。
 穴の周辺は真っ白です。赤地に白丸を描いたようです。
 相当な愛液が分泌されたのだと思います。擦れ方も半端ではなかったでしょう。
 感激の伸縮を繰り返すたびに、中から日野氏の精液が飛び出してきます。
 漏れているのではなく溢れている感じです。垂れ落ちた白濁液でアヌスが隠れてしまっています。

 このとき、妻が他人に生挿入されたことを、あらためて実感しました。
 ショックでした。この時点までで最大のショック(ということは更なるショックが後にあったということです)でした。
 この《生出し》行為を私に認識させるために、日野氏はわざわざこんな映像を撮ったのでしょう。
 何度も言っているように、私は妻に中出ししたことは一度もありませんし、生挿入すら許してもらっていません。
 だから、ゴム無し状態で愛妻の膣壁を感じた経験がないのです。
 それなのに、赤の他人である日野氏は、生身のままで出し入れした上、膣奥で子種を解き放ったのです。

 私はショックと同時に猛烈な怒りを覚えました。どこにもぶつけようのない悲しい怒りです。
 “交換”さえしなければこんな感情を体感することはなかったでしょう。憤怒と後悔が入り交じったなんとも複雑な気持ちに包まれました。
 もちろん、日野氏の独断ではないでしょう。妻も事前に同意していたはずです。安全日だったのかもしれません。
 しかし、妻は不妊症ではありません。妊娠する可能性は常にあります。ですから、私は妻に対して、日野氏以上の怒りを覚えました。
 妻のお腹の中に他人の子供が宿ってしまったかもしれないのです。
 その一方で、私の愚息が元気になったのも確かな事実です。
 妻への中出し場面で性的興奮を覚えた自分にもショックを受けました。
 私も日野氏に洗脳され、NTR男に変えさせられてしまったのでしょうか? 

 その後、二人は休憩に入りました。
 妻はクッションを外され、ソファーに寝かされました。手錠は付けたままです。
 逝かされっぱなしで疲れたのでしょう。寝息をたててスヤスヤと眠っています。安らかな表情です。
 日野氏は妻の横でソファーにもたれかかり、腕を組んで寝ました。日野氏も疲れたようです。大きないびきをかいています。
 接写用カメラは三脚にセットされ、二人の寝姿を映し続けます。
 このシーンだけ観たら、二人は本物の夫婦にしか見えないはずです。
 調和というか融合というか、二人で一人みたいな空気がそこにはあるような気がしました。

 妻に質問するため、3番目の動画をここで止めました。
 私はすべてチェックしましたが、この後の二人は寝ているだけで何の動きもないからです。
 停止ボタンをクリックして、妻に尋ねます。
「このあとは寝てただけなんだろう?」
 妻が画面を見つめたまま答えます。
「そうね。政彦さんに起こされるまでずっと寝てたわ」

 ここで意地悪な質問をします。
「このとき、いったい何回逝ったの?」
 妻が私の顔を覗き込みます。私が気分を害していると思ったようです。困ったような表情をして口を開きます。
「んん~。ね~。何回って言われても…」
 答えられないことはわかっています。あの状態で数えられるわけがありません。わざとニヤけた表情をします。
「百回? 千回?」
 妻は苦笑いです。こびるような声で答えます。
「そんな~。わかるわけないじゃない。あなた観たでしょ~」
 真顔で尋ねます。
「あんなに逝きっぱなしになったのは初めて?」
 妻が甘えるような声を出します。
「そうね~。きっと、初めて、だと思うわ。今までは入れてから20分か30分くらいで終わってたような気がするんだけど、このときは本当に長かったわ。服で目隠しされてたからわかんなかったんだけど、いまビデオ観たら1時間以上でしょう。ビックリしちゃったわ」

 妻以上に、私がビックリしました。
 日野氏はまさに性豪です。私にはとてもこんな真似はできません。
 体調を整えれば勃起状態を1時間維持することは可能だと思いますが、その間、ピストン運動を繰り返して相手を何度も何度も逝かせることなど不可能です。
 我慢できず発射してしまうか、挿入したまま途中休憩してしまうか、のどちらかでしょう。
 それにしても、その性豪を満足させられる妻にも驚きです。
 妻はセックスに淡泊だとばかり思っていたのですが、本性は違っていたようです。
 日野氏に開花させられた妻は、これからいったいどうなるのでしょう?
 私は妻を性的に満足させることができるのでしょうか?










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豪円寺 琢磨
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