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交換も五度目なら(29)


 初めて観たとき、この次は中に入ってどんなプレイを始めるのだろう? と思ったのですが、実際はそうではありませんでした。
 ベランダでの交流がまだまだ続くのです。

 また数分して日野氏が戻ってきました。妻はしゃがみこんでいます。
「奥さん、どうされたんですか? 体調でも悪いんですか?」
「いえ、大丈夫です。ちょっとココで休んでるだけですお気遣いなく」

 ここでわかりました。
 日野氏は一人で何役もこなして輪姦プレイを再現しようとしているのです。
 本当に面白いことを考える人だなぁ、とまた感心してしまいました。

「心配しなくても大丈夫ですよ。私は内科医ですから。安心してください。とりあえず脈を診てみましょう」
「いえ、本当に大丈夫です。ご親切だけいただきます」
「遠慮しなくてもいいんですよ。あれっ、手錠してますね。うん、脈が異様に速い。じっとしてるだけなのにおかしいですね。それに変な臭いがしますよ」
「あの、本当にけっこうですから」
「臭いは股の間から漂ってますね。とりあえずソコを治療しましょう。しゃがんだままでかまいませんから、足を開いてください」
「けっこうです。触らないでください」
「触診しなきゃ治療できませんよ。いまペンライトを当てますからね」
「は、恥ずかしいです…」
「あれっ、両側の襞が腫れてますね。液も垂れてますよ。こりゃぁいけない。はやく塞がないと」
「そ、そんなこと言われても…」
「さぁ、立って、壁に手を突いて、お尻をこちらに向けてください」
「で、できません。そんなこと」
「いいから、いいから」
「ひ、引っ張らないでください。わ、わかりました。自分で動きます」
「そうそう、それでけっこうですよ。はい、邪魔だから裾をまくりますね」
「ひ~、恥ずかしいです」
「声が大きいですよ。気をつけてください。う~ん、やはり穴が開いてますね。いま塞ぎますから。いいですか?」
「は、はやくお願いします」

 男が後背位で女を貫きます。
 女は両手で手摺りを握って振動に耐えています。
 コートは捲り上げられ、背中の上で丸まっています。
 男はズボンとパンツを膝まで下ろし、女の腰に手を当て、硬くなった肉棒を前後に激しく揺すっています。
 パンパン、パンパンという音がベランダに響き渡ります。
 ときおり、女の「う~ん」という唸り声が混じります。
 下からは母親が子供を呼ぶ声が聞こえてきます。カラスの鳴き声もします。
 しばらくして、女が逝きました。それと同時に体が崩れ落ちました。
 男が腕を女の胸部に差し込んで支えました。
 しゃがみこんだ女に男が話しかけます。
「これでもう大丈夫です。応急処置はしておきましたから、あとは旦那様に塞いでもらってください。それでは」
 荒い息づかいの女が顔を上げてお礼を述べます。
「あ、ありがとうございました」

 けっきょく、この寸劇は、合計5回行われました。
 全部で約2時間です。ひとつひとつ説明するとまた長くなってしまうので、概要だけ書きます。

 3人目はホームレスの男です。
 何年もセックスレスで女に飢えている老人に陵辱されるという設定です。
 コートを剥ぎ取られ、体中を舐めまわされ、フェラチオを強要され、最後は駅弁ファックで合体します。
 男が女を持ち上げるたびに長大なペニスが現れ、力を抜く度に女の「あんっ!」という歓声が上がります。
 「あ~ん」という女の絶頂音で終了します。

 4人目は私服の刑事です。
 露出プレイを見逃してもらうかわりに変態的なセックスを要求されます。
 寝転んだ男の顔の上に乗るよう命じられ、秘部を舐めまわされます。
 そして、右手にも手錠を掛けられ、両手を上げて万歳した状態で騎乗位セックスを行います。
 手錠を掛けられているため、腰を完全に沈めることができず、男が腰を浮かせてなんとか結合できるような感じですが、それでも女はアクメに達します。

 最後の5人目は近所に住む中学生です。
 童貞を奪うという設定で、女が積極的に性器を見せながら男に愛撫させ、挿入時には正常位で繋がります。
 セックスするとき、手錠は外され、キャンプ用のエアマットが敷かれます。
 女はペニスを握ってヴァギナに導きます。
 性的な恥ずかしい質問に答えながら、自らも頂まで登り詰めます。
 男は女の指示どおり顔射します。大量のスペルマで、女の顔は白粉を塗ったようになります。

「気持ちよかった?」
「はい、ご主人様。とても気持ちよくなれました。ありがとうございます」
「それはよかった」
「お情け、ありがとうございました」
「体が冷えただろ。風呂に入ろう。そのあと晩飯だ」
「はい、わかりました。夕食は準備してあります」
「そうか。で、例の準備のほうもちゃんとしてあるね?」
「はい、浴室にすべて揃えてあります」
「よろしい。じゃあ、さっそく風呂に入ろう」
「はい、わかりました」

 こんな会話で4本目の動画は終了しています。
 準備? いったいまた何をするつもりなのだろう?
 その内容は5本目を観はじめてすぐにわかりました。
 今回の“交換”で私がもっとも驚かされた事実がコレです。
 まさかここまで進んでいるとは想像すらしていませんでした。
 まさに、絶句、絶句、絶句です。










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テーマ : 18禁・官能小説
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豪円寺 琢磨
(Gouenji Takuma)

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