5番目の動画は寝室で撮影されています。
22時12分から記録されているので、入浴、食事、休息にたっぷり時間をかけたことがわかります。
映像は妻の全身を映すところから始まります。
妻はきちんと化粧をし、長い黒髪を結い上げています。
小さな耳たぶを真珠のイヤリングが飾っています。細く長い首には大粒の真珠を繋いだネックレスが巻かれています。明らかにパーティー用の装いです。
服装は、上が薄桃色のブラウスに濃紺のジャケット、下がジャケットとセットになった中丈のタイトスカートです。黒色のパンストも履いています。衣装はやはりこの日のために妻が購入しておいたものです。
ちなみに、日野氏は無地の黒Tシャツにやはりブラックのスラックスで裸足です。
プレイの始まりです。
日野氏が命じます。
「さあ、挨拶しなさい」
妻が足もとに正座し、三つ指をつきます。
「ご主人様。哀れなメス奴隷の冴子を、今日もたっぷりと虐めてくださいませ」
日野氏が右足の親指で妻の額を突きます。
「わかった。では始めよう。まずパンストを脱ぎなさい」
妻が立ち上がって言われたとおりに動きます。パンストはていねいに畳まれ、ベッドの隅に置かれました。
「後ろを向いてスカートを捲りなさい」
妻が躊躇します。
「ご主人様、は、恥ずかしいです」
いまさらスカートを捲るくらいなんでもないと思うのですが、また隠し球でも用意されているのでしょうか?
「恥ずかしくても、やるんだ! カメラの前でみんなが変態の冴子を待ってるんだから」
明らかに二人は私の目を意識しています。
妻が日野氏に背を向け、スカートの裾に手を掛けて、おずおずとたくし上げていきます。
ほんのりと赤く染まった細い太股が、そして小ぶりでキュっと締まった桃尻が現れます。下腹部を包んでいるのは、黒のブラジリアンTバックです。
なんだ、これは?
Tバックから赤いリング状の物体がはみ出しています。カメラがそこをクローズアップします。
はじめはバイブレーターかと思いましたが、違いました。
それは紅色の巨大なアナルプラグでした。入浴時に填められたものです。
愛妻のアヌスが最大限にまで広げられていました。
今回の動画の中でもっとも驚かされたのが、このシーンです!
こんな大きなモノがすぐに入るはずがありません。
私は妻に問い質しました。
驚愕の事実が判明しました。
4度目の“交換”が終わってからずっと、妻はアヌス拡張の訓練をしていたのです。
日野氏から渡された道具類をあらためて確認したのですが、バッグの中にはさまざまな大きさのアナルプラグやストッパーが入っていました。
私の不在時、妻は常にプラグを入れて生活していたのです。
妻の釈明によると、幸恵さんも同様の訓練をしていたそうです。
だから、幸恵さんも今回の“交換”で、私にアヌスを使わせてアナルセックスする覚悟はできていたということです。
でも、奥ゆかしい幸恵さんは「お尻の穴に入れてください」とは言い出せなかったのでしょう。
私も、彼女がベッドでアヌス遊び用のオモチャを薦めてきたことは覚えています。
このときに幸恵さんの気持ちを汲んであげることができていれば、私たちは後ろでも合体できたのです。
惜しいチャンスを逃しました。まさに後悔先に立たずです。
「よし。こっちを向いて」
妻がスカートを下ろしながら回れ右をします。
「何をしてほしい?」
妻がうつむき、小声で懇願します。
「メス奴隷の冴子を縛ってください」
どうやら、この日最後のプレイはSMタッチで行われるようです。
「背中で手を組みなさい」
日野氏が妻を高手小手の姿に縛り上げます。
胸の上下に巻かれた縄によって、けっして大きくはない妻の乳房が絞り出されて盛り上がっています。
首と胸もしっかり結ばれています。縄と並んで垂れている真珠が違和感を増長させています。
日野氏に手助けされて、妻がベッドに横たわります。
「足を広げなさい」
妻が膝を立てて股を開きます。アナルプラグの引き手以外のオモチャは見えません。
日野氏がブラウスの上から乳首を摘んで擦ります。乳輪が透けて見えます。ブラジャーは着けていないようです。
「いまから何がしたい?」
妻が腰を左右に揺すりながら答えます。
「メス奴隷のお尻を虐めてくださいませ」
日野氏が最後の確認作業を行います。
「今日はアナル・ヴァージンを貰うぞ。いいな?」
妻が即答します。その声にためらいはありません。
「はい、奪ってください。お願いいたします」
「非常に痛いが、我慢できるのか? これの何倍も痛いんだぞ」
日野氏が妻の乳首を強くひねります。
「ヒ~。は、はい。我慢できます。大丈夫です、ご主人様」
当然のことながら、妻にアナルセックスの経験はありません。
私も肛門には興味がないので、妻の後ろの穴には指で触れたことさえありません。
しかし、ドSで変態の日野氏はアナルセックスを切望していました。夢精が始まって以来の念願といってもよいでしょう。
日野氏は恋人たちと試みました。でもダメでした。持ち物が太すぎるからです。
幸恵さんも最大限の努力はしました。
肛門拡張を1年近く続けたそうです。しかし、日野氏の陰茎を受け入れられるほどの大きさにはなりませんでした。
後遺症はともかく、アヌスでフィストファックができる女性もいるのですから、世の中には日野氏のモノを後ろで受け入れることのできるヒトが存在するはずです。
そして、日野氏はとうとう見つけたのです。その女性を。それが我が妻です。
妻によると、前回の“交換”のとき、日野氏がアヌスに指を入れてきたそうです。
おそらく、日野氏はそのときに確信したのではないでしょうか。これはできる、と。
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