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交換も五度目なら(33)


 挿入開始後33分。
 日野氏が苦しそうに呼びかけます。
「冴子、もう限界だ。中に出すぞ!」
 妻が目を開けて穏やかな笑みを浮かべます。聖女のような慈悲深げな微笑です。
「もちろんよ。好きなようにしてくれてかまわないわ」
 日野氏は爆発を必死に押さえながら、妻の柔らかな微笑に気遣いをみせます。
「また、ちょ、ちょっと、痛むかも、しれない、けど、が、我慢しててくれ!」
 妻が明るく元気な声で励まします。
「私は大丈夫。思い切り気持ちよくなって!」
 日野氏が分身の胴体にローションをたっぷり塗り込みます。

「さあ、ラストフィニッシュだ!」
「はい!」
 往復運動のスピードがアップします。ベルが連続音になりました。
 妻の体が激しく揺れ、「うん、うん、うん」という唸るような声が発せられます。
 日野氏の顔は真っ赤です。額には汗が滲んでいます。
「出る、出る、出る~!」
 日野氏のこんな余裕のない声を初めて聞きました。まるで童貞の少年のようです。
 日野氏が妻を強く抱きしめます。
 腰が弾みます。一回、二回、三回。
 妻が白目をむいて絶叫します。まさに本能の叫びです。
「あ~、いっぱい、いっぱいなの~」

 日野氏が妻の上半身のあちこちに荒々しくキスをします。
 腰の動きは停まっていますが、ペニスはアヌスに突き刺さったままです。
「そうだ、冴子。いっぱい出したぞ。やっと尻で出せた。ありがとう。ホントにありがとう」
 妻が唇をすぼめ、キスを求めます。
 それに気づいた日野氏が、額、眉、睫、目、鼻、そして唇に優しく接吻します。
「そんなに喜んでもらえて、私もうれしいわ」

 日野氏が肉棒を名残惜しそうに引き抜きます。
 射精後なのにマックスの状態をまだ維持しています。これならまだ抜かずに何発でも可能です。
 アヌスは口を開けたままです。
 赤く腫れてはいますが、出血はしていません。切れてはいないようです。内壁もピンク色できれいなままです。
 日野氏が太股に巻かれた縄を解き、妻を膝立ちにさせます。拘束されてバランスのとれない妻はいまにも倒れそうですが、日野氏が縄尻を持って支えることで、なんとか姿勢を保っています。
 カメラが再びアヌスを映し出します。
 お尻の穴はさきほどの半分くらいまで小さくなっています。鮮やかなピンク色だった穴の内側が、濃い白色になりました。日野氏のスペルマです。白濁液は溢れるように垂れ、ポタッ、ポタッと落下し、シーツに染みをつくりました。
 はじめて征服した証の映像を記録したかったのでしょう。私はそう理解しました。
 私に見せつけるという意味も、あったかもしれません。

 アナルセックスの饗宴は、翌朝まで続きました。
 二度目の結合は、後背位でした。
 上半身の縛めを解かれた妻が四つん這いになり、日野氏が腰を持ってピストン運動を繰り返しました。
 肉がぶつかり合う激音と、涼しいベルの清音が不思議なハーモニーを奏でていました。
 盛装した妻が後ろから犯されている姿は、パーティー会場で強姦されている貴婦人を想像させました。
 あまりの激しさのため、妻の下半身から力が抜け、うつぶせの状態になりました。
 しかし、日野氏の攻撃は止まりません。下に向けて突き刺すように出し入れを繰り返します。
 最後はやはり中出しでした。

 三度目は座位です。
 日野氏がベッドの端に座り、妻に跨がらせました。
 日野氏が手を添えて、剛直を尻穴に導きます。妻は腕を首にまわし、足を腰に絡めます。
 日野氏はベッドのスプリングを利用して、妻の体を上下に揺さぶりました。妻の四肢が小さく跳ねます。
 妻の服が脱がされました。ジャケットとブラウスです。真っ白な裸体が姿を現しました。首の真珠と胸の縄目がなんとも妖艶です。
 ニップルクランプはあいかわらず乳首を締めつけていました。そこから垂れ下がる可愛らしいベルも、清らかな音を出しつづけています。
 しばらくして、日野氏は妻の向きを変えさせました。
 太股を持って妻を持ち上げ、そして下ろしました。この動作を何度も何度も繰り返しました。
 ストロークは最大です。持ち上げきったとき、亀頭が見えます。ほとんど抜けた状態です。力を抜くと、引力で全てが隠れます。
 括約筋で亀頭が刺激されるので、これなら相当気持ちいいでしょうが、女性の負担は計り知れません。
 妻は最後まで我慢することができました。
 果てた日野氏は、妻を目の前で後ろ向きにして立たせ、スカートを脱がせました。妻の内股には一筋の白線がついていました。もちろん、日野氏がつくったものです。










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豪円寺 琢磨
(Gouenji Takuma)

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