咲良はICレコーダーを自分の部屋に仕掛けることにした。二人がまた愛し合うと思ったからだ。
ICレコーダーは英語の勉強に使っているものだが、最長20時間録音することができる。朝出掛けるときにオンにしておけば、帰宅時間まで録音することができる。しかし、1ヵ月たっても2ヵ月たっても、何も収録することができなかった。
おかしい。あの感じからして、あのあとも二人は絶対に愛しあっているはずだ。自宅ではまずいと思いホテルで密会しているのだろうか? でも母の性格と行動パターンから考えると、毎回ホテルというのは考えられない。
咲良は試しに母親の部屋にICレコーダーを仕掛けてみた。
数日後、とうとう収録に成功した。二人は初日だけ咲良の部屋を使い、そのあとはずっと母の部屋で愛を交換していたのだ。
咲良は音声を再生しながらオナニーするのが日課になった。
夜の勉強が終わったあと、全裸になってベッドにもぐり込み、ICレコーダー内の音声ファイルをイヤホンで楽しんだ。何度も何度も繰り返して聴いた。
右手で股間を左手で胸部を刺激して悦楽にふけるのが咲良のパターンで、右の中指を使ってクリトリスを撫でたり押したりし、同時に左手で双丘を交互に揉みしだいた。
はじめは30分ほどかけて1回逝くだけだったが、1ヵ月後には1時間で二度も三度も逝けるようになった。行為後に入浴して寝るのを決まりとしていたが、気絶するように達して翌朝までベッドの中だったということがたびたび起こるようになっった。
そのうち、咲良は二人の行為を覗いてみたくなった。
ICレコーダーのかわりにビデオを仕掛けて盗撮することも考えたが、直に見たいという欲求を抑えることができず、危険は承知で計画を実行に移した。
二人が密会するのは水曜日の午前と決まっていた。
ある週の水曜日、家を出た咲良は、学校に電話して高熱だと嘘をついてから、そっと家に戻り、自室で待機した。
9時過ぎ、玄関のチャイムが鳴った。「は~い」と返事をする母の声が聞こえた。二人が階段を上ってくる音がした。次に、母の部屋から話し声が聞こえてきた。
咲良は意を決し、音を立てないように廊下に出た。目的の部屋はすぐ隣にある。幸運なことに、ドアは半開きになっていた。
中をそっと覗くと、二人はすでに全裸になっていた。
「さぁ、サラ。いつものように始めなさい」
ベッドの脇で仁王立ちになった雅也が命令する。あいかわらず、母は「咲良」と呼ばれている。
「はい、わかりました。これからご奉仕させていただきます。今日もよろしくお願いします」
美和が雅也の前で膝立ちになり、顔を股間に埋める。ていねいなフェラチオが30分以上続いた。
咲良は二人の行為を真横から見ることができた。
(はじめの音がしなかった部分で、ママはこんなことをしていたのね。確かめられてよかったわ。でも、ホント、いやらしい。棒のところだけじゃなく、下の袋まで口に入れて舐めるなんて…)
「サラ! ベッドに上がりなさい」
美和は立ち上がり、ベッドの上で仰向けになる。雅也は添い寝するように横たわる。
「じゃあ、いつものように始めなさい」
美和が両膝を立て、両手を股間に運ぶ。そして、左手の中指でクリトリスを擦り、右手で内陰唇の内側を撫でる。
すでに愛液が溢れているため、刺激しはじめるとすぐにクチュクチュという卑猥な音がしはじめる。
「あん、あん、あんっ」
メスの声が漏れる。中指と人差し指がヴァギナに出たり入ったりしている。
(ママはいつもあんなふうに楽しんでるのね。私は片手だけど、ママは両手を上手に使ってる。私はヴァージンだから指を中に入れるわけにはいかないけど、撫でるだけでも気持ちよくなりそうね)
咲良がオナニーを始める。
母親と同じように、左手でクリトリスと右手でヴァギナを撫でる。フレアスカートの下には何も身につけていない。
(あ~、気持ちいい。ホントに気持ちいい。すぐにでも逝ってしまいそう。先生のオチンチンで気持ちよくなってるとばかり思ってたけど、はじめは自分で気持ちよくなってたのね。勘違いしてたわ)
雅也が美和の耳元でささやく。
「どうだ。気持ちいいか?」
美和が口を開く。
「はい、気持ちいいです」
雅也が口と手を使って乳房を愛撫する。乳首がすぐに立つ。
しばらくして美和がまた口を開く。
「あ、あっ。も、もう、逝きそうです。逝ってもいいですか?」
雅也が許可を出す。
「いいぞ。さぁ、逝け!」
美和が首を激しく振る。雅也が両方の乳首を摘んでひねり上げる。
「あっ、逝きます。逝っちゃう、逝っちゃう。逝く~」
美和の体が何度も痙攣する。
(あっ、私も逝く。逝く、逝く。ママといっしょに逝く~)
雅也が枕元のダッシュボードからディルドゥを取り出して美和に手渡す。
美和は当たり前のように受け取り、濡れそぼった秘口に当て、ゆっくりゆっくり埋め込んでゆく。黒光りする巨大なディルドゥが美和の中に消える。
「あ~」
思わず大きな喘ぎ声が漏れてしまう。
雅也が双丘を弄びながら命令する。
「さぁ、始めなさい」
美和が両手でディルドゥを出し入れする。はじめは緩慢だったが、歓びの高まりとともに速くなる。
「あん、あん、あん」
甘く甲高い歓声が続く。
「ダメ、ダメ、ダメ。逝く、逝く、逝く、逝く~」
折れ曲がっていた脚が真っ直ぐに伸びて痙攣し、四肢から力が抜ける。
けっきょく、美和はディルドゥで3回、絶頂に達した。手淫でも3回逝っているから、この日、合計6回、アクメに達したことになる。
咲良も絶頂を味わった。ただ、最後のほうは逝きっぱなしの状態だったため、何度達したのかはわからない。
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