雅也は床に胡座をかいて、絶頂に達して意識が朦朧としている咲良を抱きかかえた。首の後ろを左腕で支え、贅肉のない背中を組んだ足の上に置いた。不要になったアイマスクは外した。
しばらくして、咲良が目覚めた。瞼を開くと、そこには愛する人の顔があった。
(ん、んんー。私はいまどこにいるの? どうして先生が目の前にいるの?)
雅也が優しく微笑んだ。
「やっとお目覚めかい? すごく良い寝顔してたよ」
咲良はキョトンとした表情をしている。まだ状況が読み込めない。
「先生、すみません。なんだかボーとしてしまって…」
(えーと、目隠しされて…立って…四つん這いになって…腰を下ろして…あ、あっ、そうだわ、そうそう。何かがアソコに触って気持ちよくなっちゃったんだわ。ということは先生が助けてくれたってこと? うん、きっとそうだわ。とりあえずお礼を言わなくちゃ)
咲良が口だけ動かした。
「ありがとうございます。先生が助けてくれたんですね」
雅也がまた笑みを浮かべた。
「どう? 気持ちよかったかい?」
「すみません。また約束を守れなくて。なにか変なモノが当たって、体がおかしくなってしまったみたいで…」
「いいんだ、いいんだ。謝らなくて。だいたい、アレはボクのせいなんだから」
「えっ、先生のせい?」
「そう。あの変なモノはね、実はボクの口なんだ」
「く・ちー?」
「ボクが君のオマンコを唇と舌で舐めてたんだよ」
雅也の説明を聞いて、咲良は急に恥ずかしくなった。
(そ、そんな。先生のお口で気持ちよくなってたなんて。でも、ということは、アソコを間近で見られてしまったってこと?)
咲良は全身が熱くなるのを感じた。羞恥心が少女を包み込んだ。
「なに? 恥ずかしがってるの? かわいいね~」
そう言って、雅也が額にキスをした。咲良は目を固く閉じたままだ。
(先生のお口で逝っちゃった…なんてはしたないところを見せちゃったんだろう…もう取り返しがつかないわ…いっぱい汚れてたはずだし…あ~どうしよう…もう先生の顔を見ることができない…どうしよう…どうしよう…)
雅也が耳元でささやいた。
「そろそろ目を開けてくれないかなぁ~。もう足が痺れちゃったよ」
(痺れる?)
体を少し動かしてみる。
(腕枕されてる? 横になってる? 先生にダッコされてる?)
「あ~、イヤ~」
咲良は少女らしからぬ素っ頓狂な声を上げて四肢を揺すった。
「すみませんでした。もう起きます。すぐ起きますから」
しかし、雅也がしっかり抱きかかえているため、膝から下をばたつかせることしかできない。
「いけない子だ。静かにしなさい! 言うことをきかないと、裸のまま外に出しちゃうぞ」
咲良はどうにもならないことを悟った。暴れるのをやめ、横を向いて腰に手を回し、横腹に顔を埋めた。
(あ~、全部見られちゃった。お胸も、お股も。もう私にはもう何の秘密もない…)
雅也が右腕を膝裏に差し込んで、咲良を抱え起こした。左手で背中を支え、右手で少女の両手を優しく握った。
「お願いがあるんだけど、聞いてくれるかい?」
咲良が恥毛を隠しながら答えた。
「は、はい。なんでも言ってください」
「君は気持ちよくなったよね?」
「はい、ありがとうございました」
雅也がうなずいた。
「で、ボクも気持ちよくなりたいんだ。意味はわかるよね?」
咲良の脳裏に雅也と母がベッドで絡み合う姿が浮かんだ。
「はい。でも、どうすればいいんですか?」
「どうすれば男が気持ちよくなるか、もう知ってるよね? ボクとママがしてるところを覗いてたんだから」
「はい、もう覚悟はできてます。抵抗したりしませんから、ご安心ください」
雅也が首を振った。
「んー、勘違いしてるなぁ。君のお母さんは最初に何した?」
予想外の展開に咲良の気が動転する。
「えっ、え~。先生、もしかして、私の口で…」
これからベッドに移動してヴァージンを捧げることになるとばかり思っていたから、雅也の要求に対して即答することができない。
「で、でも…」
「背中に感じるだろう? そのボクの分身をやさしくマッサージしてほしいんだ」
「マッサージ?」
「そう。マッサージしないと、うまく入れられないんだ」
「そうなんですか?」
「そうだよ。だから君のお母さんにもやってもらうんだ」
性的知識が乏しい咲良は、簡単に言いくるめられてしまった。
「わかりました。精一杯、頑張ります。でも、やり方がよくわからないんですけど…」
雅也が右手で咲良の頭を撫でながら諭す。
「大丈夫、大丈夫。ボクが説明するから。ボクは君の家庭教師だ。わからないことは何でも教えなきゃね。さぁ、始めよう!」
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