外はすっかり暗くなったが、室内にはLEDライトが煌々と点っている。
日が暮れても蒸し暑いままだが、中はエアコンのおかげで肌寒いくらいだ。
ライトの真下に長身の男が仁王立ちしている。
その前に細身の女が背中を丸めて正座している。
「腕は痛くない?」
「はい、大丈夫です」
咲良の両手は後ろで括られていた。手首をタオルで縛られていた。
「これからの訓練に手は邪魔だからね。ちょっとの間、我慢しててね」
「はい」
(今日はすでに二度も失敗してるんだから、これから挽回しなきゃ。咲良、頑張るのよ!)
「正面を向きなさい。君が見ているのは何?」
「……………」
(そんなこと言えない。口に出すなんて恥ずかしすぎる…で、でも…)
「言えないのか? ママは何度でも言うぞ」
(言わなきゃ…言わなきゃ…言わなきゃ何も始まらないわ)
「…お…お…お・ち………」
雅也が強い口調で命じる。
「なに言ってるか分からないぞ。はっきり言いなさい!」
(言わなきゃ、はやく言わなきゃ…)
「…お・ちん・ちん…です」
「もう一回言ってみなさい」
「おチンチンです」
雅也が咲良の頭を撫でる。
「よく言えたね。でも、これからは『おチンポ様』と呼びなさい。いいね?」
(なんか可愛い言い方だわ。どこかの方言かしら。でも、このほうが言いやすいわ)
「お、おチンポ様」
「そうだ。よく言えた」
雅也が咲良の前に腰を突き出した。
「さぁ、おチンポ様の先を舐めなさい」
咲良は亀頭を舌先で刺激した。
(あっ、意外と柔らかい。ツルツルしてる。変わったニオイがするけど、嫌じゃないわ。これが男性の匂い?)
「次は口の中に入れなさい。バナナを食べるときの要領だ。歯を当てないよう注意して。唇に力を入れて頭を前後させるんだ」
(こんなに大きなモノ、入るかしら? でもやらなきゃ。
あっ、入った、入った。やっぱり大きいわ。奥まで入れても半分しか入らない。全部入れたいけど、吐きそうになっちゃう。ママはいったいどうやって収めてたのかしら? オトナになったらできるようになるのかしら?
これで出し入れして擦るのよね。でも、難しいわ。手が背中にあるから、倒れそうになっちゃう。でも、先生に気持ちよくなってもらわなくっちゃ。私は何度も気持ちよくしてもらったんだから、今度こそ喜んでもらわなくちゃ)
「よし。じゃぁ、次は舌でペニスを舐めて。棒アイスを食べるようにやればいいんだから簡単だろう?」
(うわっ、さっきより大きくなってる。きっと気持ちよくなってくれてるのね。なんだか嬉しい。
んー。こっちのほうが楽ね。アイスと違って温かい。これならいつまでも舐めていられそう。なんかネコちゃんなった気分だわ。
血管が浮き出てる。腕みたいだわ。こんなモノが入るのかしら? 私も入れるのよね? 初めては痛いというけど、こんなのを押し込むんだからしょうがないわ)
「次はその下だ。中に玉が二つあるから、一つずつ口に含んで舌で転がすように刺激しなさい」
(えっ、ここもなの? そんな方法があるの? 全然知らなかった。ママもやってたっけ? んー、思い出せない。
こ、こう? 柔らかいから気をつけなきゃ。あ、あるある。これがアノ玉? ここで赤ちゃんの元が作られるのよね?
こんなんで気持ちいいのかしら? あっ、でも、おチンポ様がピクピクしてる。きっと気持ちいいんだわ)
雅也が咲良の頭を撫でた。
「よし! 第1ラウンドは終了だ。よく頑張ったね。初めてやったフェラチオの感想はどう?」
咲良が見上げて返事をした。目が潤んでいる。
「顎がちょっと痛いです。ベロも筋肉痛みたいです」
雅也がしゃがんで咲良の顎を指先で揉みほぐす。
「初めてにしては上出来だ。いまは20分だったけど、慣れたら1時間はできないとな」
咲良の瞳が大きくなる。
「1時間もですか? ちょっと無理っぽいです」
「大丈夫だよ。ママは1時間なんて全然余裕だよ」
「そうなんですか?」
「そうだよ。だから安心しなさい。で、体の方に変化はあった?」
「大丈夫ですけど、ボーとしたときが時々ありました」
「そうか。それは良い兆候だ」
「どういう意味ですか?」
雅也が見つめる。
「要するに、感じてるってことだよ。体が反応してるんだ。フェラチオしながら逝ってしまう女性もいるくらいなんだから。君のオマンコも少しは濡れたはずだよ」
咲良が甘えたような声を出す。
「そんな~、恥ずかしいです」
「恥ずかしくなんてないさ。女性の体はそうなってるんだから」
咲良がうつむく。
「でも、やっぱり、恥ずかしいです」
雅也がまた立ち上がった。
「休憩は終わりだ。第2ラウンドを始めよう。今日は第3ラウンドまでやるよ。いいね?」
咲良が満面の笑顔を浮かべて答えた。
「はい、なんとか頑張ります。ご指導の程、よろしくお願いいたします」
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