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家庭内輪姦の果て(13)


 信治と里穂が打ち解けて宴もたけなわになったころ、客人が夫妻に前祝いを提案する。
「じゃあ、俺が買ってきたスパークリングで、あらためて乾杯しようじゃないか」
 妻がおもむろに席を立ち、冷蔵庫で冷たくなっている豪州産のロゼワインを運んでくる。
 夫が食器棚からシャンパングラスを出してテーブルに並べる。客が手慣れた手つきでワインを注ぎ、威勢のよい声で音頭をとる。
「じゃあ、グラスを手に持って。俊樹の成功と里穂さんの幸せを願って、乾杯!」
 クリスタルのぶつかる甲高い音がして、3人がグラスを一気に空ける。

 里穂の記憶は、ここで途切れている。
 目覚めたとき、里穂は寝室のベッドで素っ裸になっていた。
 四隅の足から伸びた革紐が四肢を拘束し、身動きすることができない。
 里穂は状況を把握しようとした。しかし、なにも思い出せない。頭が重くて考えることができない。視界もぼんやりしている。
 そのとき、側で男の太い声がした。
「奥様、やっとお目覚めのようですね」

 満足げな表情をした信治が、使用済みのコンドームを里穂の目の前でぷらぷらさせる。
「もうヤっちゃったよ。感覚はあるだろう? 1時間以上犯したんだから。腰が重く感じるんじゃないか?」
 しかし、里穂は何が起こっているのかまだ理解できない。
 イヤらしい顔つきの信治が耳元で優しくささやく。
「里穂は睡眠薬で眠らされて、俺にエッチなことをたくさんされたんだよ」
 声に反応するかのように、里穂がゆっくりと頭をもたげる。
 何も身につけていない。手で隠そうとする。何かが手首を拘束していて動かせない。足を閉じようとする。足首が縛られていて自由にならない。
「どうだい? 素っ裸で縛られた気分は?」
 自分の状況を把握した里穂が思わず絶叫する。
「イヤー!」

 右乳首を指先で弄びながら、全裸の信治がわざとらしく尋ねる。
「奥様、どうして欲しいですか?」
 里穂が首を激しく振りながら手足をばたつかせる。
「イヤ、イヤ、イヤ。み、見ないで! あっちへ行ってー!」
 信治が生け贄の顔を真上から覗きこむ。
「だって、もう全部見ちゃったし。いまさら遅いよ」
 恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にした夫人が、あらんかぎりの声を出して叫ぶ。
「はやく、はやく、出て行って!」
 信治が生け贄の脇に座り、産毛のように柔らかな恥毛をそっと撫でる。
「だから、無理だってば」
 おぞましい手の感触から逃れるため必死に腰を左右に動かすが、意に反して不快な刺激が増してゆく。
 生け贄にできることは、目をかたく閉じることだけだった。

 しばらくは何を言われても無言を貫いていた里穂だが、開いたままの股間に触られて黙っているわけにもいかなくなる。
「触らないで! 気持ち悪い!」
 信治の左手が包皮を剝いて肉芽を摩る。
 いままで経験したことのない不思議な感覚が下腹部に広がる。
「気持ちいいだろう? どんな女だって、クリを触られたら感じるんだよ」
 里穂がひきしまった双臀を小刻みに揺すって逃れようとするが、悪漢の指が執拗に刺激して女体の興奮を高める。
 自分ではもちろん、愛する夫にさえ触らせたことのないところを刺激され、生け贄がはじめての感覚に戸惑う。
「お、お願いだから、ヤメて…ヤメてください…」

 反対側の手が花芯を責める。人差し指と中指が侵入し波打つ内襞を撫でる。
 嫌悪感しかもてない醜男に大切なところをイタズラされているのに、里穂は下半身に痺れるような心地よさを感じてしまう。
「ど、どうして…お、おかしい…」
 婦人のつぶやきに間男が勝手に答える。
「別におかしくはないさ。俺に犯されて体は敏感になってるんだから、ちょっとした快感を与えるだけで逝っちゃうんだよ」
 言い終わると、男は乳首を口に含んで勃起させ、強く吸ったり甘噛みしたりする。
「だ、だめ。お、おかしく…おかしくなっちゃう…」

 シックスナインのかたちで跨がった信治が、相手の秘部を集中的に責める。
 唇と舌を使ってクリトリスをていねいに愛撫し、10本の指で秘裂の快感点を順番に刺激してゆく。
 里穂の可愛い口が自然に開き、生まれてから一度も発したことのないメスの鳴き声が漏れ伝わる。
「あうっ、あん、あん」
 痺れるような刺激が火照った子宮から全身に放射され、まるで金縛りにあったように四肢が固まる。体中が熱くなり、ガクガクと震え出す。
「イ、イヤーーー!」
 白磁のような美体を大きく仰け反らせた里穂が、魂の歓声を発し、快楽の荒波に包み込まれる。
 人妻がはじめて絶頂に達した瞬間だった。


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豪円寺 琢磨
(Gouenji Takuma)

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